世界が変わった日 (ページ30)

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崩壊 2 ページ30

生活を送っているうちに私は真紀さんに車の運転方法を教えてくれた。

実際、庭で走った。さすがは社長宅、敷地面積が広い

あと銃とかナイフ、刀などの方法も教えてくれた。真紀さんと奥さんが

桜舞と秀夜くんも一緒に。

そしてある日、門が倒され奴らが大量に入って来た。

最初は抗戦していたが、限界が来た。

敷地にいたSP達もやられていった。

私は諦めかけた時、真紀さんが

「綾ちゃん....車の運転方法を教えたでしょ？車を使ってここから逃げて」

と、言い続いて奥さんが

「逃げてちょうだい。ここは私と真紀さんでしますので。」

と言ってきた。

そんな事は出来ない、今まで過ごしてきた仲間...いや家族のようなもの....

私は迷った。すると、真紀さんが私の頬を叩いた。

「綾ちゃん、覚悟を決めて！今、ここいたら、私達もろとも、ここで死ぬ。でも、貴方達が、逃げたら貴方達の未来があるじゃない。私達は十分ではないけど生きてきた。貴方達とは長くね。」

私は真紀さんの言葉通りにする事にした

私は最後に真紀さんに抱きつき泣いた。

真紀さんは頭を撫でてくれた。

落ち着いてきた時、私は真紀さんから離れた。

「真紀さん、ありがとうございました。また....どこかで...奥さんもありがとうございました。」

「うん！私達も出会えるようにするわね。」

私はエンジンをかけた。そして桜舞、秀夜くんを車に乗せた。

真紀さんと、奥さんは奴らと抗戦しながらも、私達に手を振ってきた。

私は振り返し、車を出した。

私達は大都市部の駐屯地へと向かった。