【文スト】×【コナン】探偵社の美少女は米花町に行くみたいです２

７０ ページ43

〜NO side〜

一花「鏡花ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！」←

中也「うるっせぇな！！話してる途中に叫ぶんじゃねぇ！！」

梶井「(突っ込むとこ違うでしょ、中也さん…)」

そうだ、梶井はよくわかっている。

冒頭からいきなり「鏡花ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！」で始まったところに突っ込まない中也はおかしいと、よくわかっている←←

芥川「ゴホッ、ゴホッ…このくだり、いったい何回目だ…」

黒服「私が数える限り、１３回目だと」←

黒服、えらい←

中也「…で、話戻すぞ、いいか？」

一花「はぁーい！！」

中也「話進められねぇ元凶は手前だろうが！！…あーこいつの相手してたらキリがねぇ….」

無視すると決めた中也は、手に持った書類にもう一度視線を落とした。

中也「んじゃ、一花が話遮って今迄の話ちゃんと説明できてねぇから、一回まとめるぞ」

一花「何々？鏡花の話？」

中也は華麗に無視した←

中也「手前ら、首領が前についていた職業は知ってるな？…そうだ、医者だ。正式には闇医者だけどな。

その首領の闇医者時代に診てもらって、まぁまぁ首領と親しくなったやつがな、実はもう長くはない。

で、そいつはかなり金持ちでな、莫大な遺産を持ってるんだ」

芥川「その遺産を、横から掠めとろうと言うわけか」

中也「手前も話を最後まで聞け！」

芥川まで話に割って入った←

中也「遺産は子供らに引き継がれるだろ？だが子供は俺が貰う、私が貰うとか争ってる。

まあ遺産相続争いだな。

でもな、その中にそいつの奥さんを殺したやつがいる。間接的に、だぞ。

そいつらに死ぬ前に復讐したいが、病気の体では復讐できない。

だから、実の娘に自分の考えた殺人計画を実行させようとしている。

…それを、俺らに手伝って欲しいと言うんだ。

手伝ってくれたら、遺産の一部を俺達に分け与えてくれる。

詳しくは、館に着いてからだそうだ。

…と言う訳だ。いいな？」

利益があるなら、全員やると決めたのだろう。

こくっと、全員頷いた。

中也「よ〜し、行くメンバーだが…一花、お前が行け」

何故、ここで一花を選ぶんだ。

その疑問を中也と一花以外の全員が思ったが口に出さなかった。

一花「はぁーい！よし鏡花、私頑張っちゃうからね！！」

鏡花はここにいねぇよ！と言うツッコミは堪えよう←

中也「んじゃ、準備して行k((芥「もう行きました」……そうか」

もはや誰も突っ込まなかった←

新年の挨拶→←６９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す