Episode 27 ページ28
「えぇぇぇぇぇぇえ!?」
私以外のみんなの声も重なる。
ていうかまず海賊に誘われた件についてNoとも言えてないんだけど。
「なんで革命軍？私、ただの旅人だよ!?」
平凡な私が世界を変えようなんてそんな大層なことできっこない。
「いや、拒否権はない。俺がスカウトしたってことで。」
「そんなのなし！行かない！」
「それなら連れて行っちまうぞ、攫ってでも。」
そう言って意地悪にサボが微笑む。
「た、助けてルフィさん…」
「よし！それならお前、仲間になれよ！」
「それもイヤ！」
私は気ままに旅したいだけなのに…と思ってため息をついているとロビンさんが口を開いた。
「待って、ルフィ。その必要は無いわ。私もAが革命軍にいた方がいいんじゃないかと思うの。」
「ほら、ロビンもこう言ってる。」
「おいロビン！なんでだよ」
ますますにこやかな顔になるサボと不機嫌になるルフィさん。
「だって、サボ…これからはAがいないと仕事しなさそうだもの」
優しげながらも意味深な微笑みをたたえてロビンはそう言った。
「なっ…！」
「あー、確かになぁ…」
ゾロさんとルフィさんと私以外は納得した様子で頷く。
3人で頭にはてなマークを浮かべていたがおもむろにサボが口を開いた。
「Aは、俺の思い出してない記憶の手がかりなんだよ！」
とこれ以上反論させまいという迫力で叫んだ。
「なんだ、そういうことか…」
確かにここ数日見るビジョンには必ずサボが出てくる。これはなにか関係があることは間違いないもんなぁ…。と1人納得していると
「ならよ、サボの過去なら俺が教えてやる！」とルフィさんも凄む。
「その必要はねぇさ。ルフィとの思い出は戻ってるんだ。」
急に優しい兄の顔になったサボ。その表情にルフィさんもたじろぐ。それにやっぱり嬉しそう。
「まぁとりあえず話聞くだけでも聞かせてもらうぞ、A。今から迎えを呼んで本部へ連れていくことにしたからよろしくな」
サボは簡単にその場を収め、それじゃあと言い残してキッチンをさっさと出ていってしまった。
「いや、わかりやすっ」
「あれは苦しいな」
「案外ウブなのね…」
「おい、さっきからなんで揃いも揃ってニヤニヤしてやがる。どういうことだ」
みんな口々に言いたいことを言っているようだけどひとつ言わせてほしい。
「私、いいよって返事してない」
理由があるのはわかったけど承諾するのとは話が別！
前も思ったけどやっぱりサボはかなりマイペースな人だ
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ロア(プロフ) - 米さん» 米さぁぁぁん(´:ω:`)ありがとうございます!! (2018年8月30日 20時) (
レス) id: 774ed563f3 (このIDを非表示/違反報告)
米(プロフ) - とても楽しく読ませてもらってます。活動、頑張って下さい！(*´-`) (2018年8月30日 18時) (レス) id: 3bb50071f4 (このIDを非表示/違反報告)
とう - 気持ち悪い。ていうかBL好きじゃないならわざわざ回答すんじゃねーよ。迷惑。 (2018年8月24日 8時) (レス) id: 54b9eb9af8 (このIDを非表示/違反報告)
ロア＊ONE PIECE同盟(プロフ) - ちょこさん» そんな...！めちゃくそ嬉しいですありがとうございます(*ﾟｰﾟ*) (2018年8月12日 14時) (レス) id: 774ed563f3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はわぁ…！めちゃくちゃ好きで、最初から最新話まで一気読みしてました…次の展開も楽しみにしてます！ (2018年8月11日 17時) (レス) id: 66aa572f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロア | 作成日時：2018年6月30日 17時
