Episode 24 ページ25
ううん、そんなはずない…
そんなことあるわけない。
でもさっきのビジョンのことを思い出す。
昨日今日では見たことないどこかでサボが泣いている姿を見たのだ。
それに…
「私、サボと昨日会ったときなぜか懐かしい感じがしたの。だからきっとサボといるのが嫌じゃなかったのかも。」
「…俺もだ。最初に聞いたあのオカリナの曲も全部なんとなく懐かしかった。だから話しかけて……知らねぇはずなのに、変だよな」
「それなら、私も一緒で変だよ」
なんだか分からないけどくすぐったくて笑みをこぼすと後ろから潮風が柔らかく吹いてきた。
「あの島で会ったのも偶然じゃなかったりしてね。」
過去にあっていたかは分からないけどとにかく今、サボに会えてよかったと心から思っている。
「あぁ、違いねぇ」
もし、私たちが過去にあっていた時の記憶を忘れているとしたら、きっとそのうち思い出せる。
そうじゃなくても今こうして出会えたことが嬉しいのに変わりはない。
その後、島につくまではただ海を眺めて2人でぽつぽつと互いについて話した。
サボは革命軍のNo.2ってこと、電話の相手もやっぱり仕事仲間の人だったってこと、握力がとんでもないこと、そしてルフィさんの他にもう1人同い年の兄弟がいること
「記憶喪失で幼い頃の記憶はなかったんだが、そいつが俺の兄弟で殺されるってことを直前で思い出したおかげで俺はどうにか兄弟を、助け出せたんだ!」
心から安堵したように喜びを噛み締めているサボ。
その姿を見ていると私の頭にいくつかの言葉が次々と浮かんできた。
「…兄弟は、火拳のエース。」
「あぁ、そうだ。エースって奴だけどなんでAがそんなこと知ってるんだ?」
処刑なんて言ってない、とサボは不思議そうな顔をした。新聞で見たのか?と尋ねられたけど私は新聞で頂上戦争について見たわけではなくて…
すると急に頭に映像が流れこんできた。
多くの人が転がる薄暗い戦場。
何故か私はサボとともに息を切らしてそこを走っていて、目の前にはエースとルフィと赤犬がいて…!
また、知らない記憶。
なんでだろう…
「ねぇ、私、やっぱりサボのこと…!」
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ロア(プロフ) - 米さん» 米さぁぁぁん(´:ω:`)ありがとうございます!! (2018年8月30日 20時) (レス) id: 774ed563f3 (このIDを非表示/違反報告)
米(プロフ) - とても楽しく読ませてもらってます。活動、頑張って下さい!(*´-`) (2018年8月30日 18時) (レス) id: 3bb50071f4 (このIDを非表示/違反報告)
とう - 気持ち悪い。ていうかBL好きじゃないならわざわざ回答すんじゃねーよ。迷惑。 (2018年8月24日 8時) (レス) id: 54b9eb9af8 (このIDを非表示/違反報告)
ロア*ONE PIECE同盟(プロフ) - ちょこさん» そんな...!めちゃくそ嬉しいですありがとうございます(*゚ー゚*) (2018年8月12日 14時) (レス) id: 774ed563f3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はわぁ…!めちゃくちゃ好きで、最初から最新話まで一気読みしてました…次の展開も楽しみにしてます! (2018年8月11日 17時) (レス) id: 66aa572f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロア | 作成日時:2018年6月30日 17時