2.また会える日まで。【yusei.y×sota.n】(マネキン・ナイト・フィーバー) ページ9
※マネキン・ナイト・フィーバーのネッチョとテキトーの話です。
nettcho side
あと、数時間で僕は人間になる。
仲間と離れるのさみしいや。
僕には、どうしても思いを伝えたい人がいる。
それは、テキトーに。
「ネッチョどうしたん?俺を呼んで、」
『実は、どうしても人間になる前に言いたくって…』
「何?」
『僕、テキトーのこと大好きなんだよ!』
「え…?ネッチョが俺を…?」
『うん。』
「ネッチョ、両思いや。」
『えっ?』
「俺も大好きやってん。こんなカッコいい人にあったことないし、抱かれたいと思ったのも初めてやし。」
すっごく僕は嬉しかった。なのに離れるなんて…
「離れるなんて嫌やなぁ。でもしょうがないよな。」
『もしっ、テキトーも一緒に人間になれてたら付き合いたかった。』
「俺も、付き合っていろんなことネッチョとしたかった。」
『いろんなこと?』
「例えば、キスとか」
そんなの、今できるじゃんって思った。
『今、キスしよ?』
「え、あ、うん、んっ…!?」
キスってこんな感じなんだ…テキトーの唇、柔らかい…
「ん、はあ、長いやん…でも、ネッチョとキスできて嬉しい。」
『僕も嬉しい。もし、テキトーが人間だったら、付き合ってくれる…?』
「うん。付き合う。」
『約束だよ?』
「うん。約束。」
そろそろ時間が迫ってきた。
「またね。ネッチョ。」
『うん。またね、テキトー。』
また会える日があったら、会いに行くね。
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作者名:かりん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/karin_hmp/
作成日時:2020年11月4日 21時