・ ページ4
kenta.k side
急いでこっちに来る猿がいた。
「けっ、健太さ〜ん!!」
そう、名前を呼んだのは、ランペのムードメーカー、翔平だ。
『なぁに?どうしたの?』
そう俺が聞くと、翔平が泣きながらこう言った。
「りくさんがっ、翔吾さんとっ…ヒクッ…浮気しててっ…」
え、嘘でしょ…そんなわけっ…!!
『それ、嘘だよね?』
「本当ですっ…ずっとっ、翔吾さんといたんですけど、りくさんに呼ばれてからなかなか帰ってこなくて、それで探してたら、トイレでいちゃついててっ…」
最悪っ…俺が最近、りくさんのこと無視してたからかな…でも、ムカつく!!
『翔平、行こ。』
「あ、はい。」
どんどんトイレに近づくと、声が聞こえてくる。
「あっ…♡んっ、らめ、っ…!んあっ…!!」
翔吾の喘 ぎ声が聞こえる。
絶対ヤ ってる、許さない!!
『翔平、突撃しよ?』
「そうですね…突撃しましょ…」
そしてトイレに入る。
『りくさんっ!!!』
「しょーごさんっ!!!」
一緒に名前を呼びながら。
207人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かりん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/karin_hmp/
作成日時:2020年11月4日 21時