RAMPAGE Family

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(A)



正直、お母さんから、血が繋がってないことを聞かされた時は、ショックだった、けど、少し、ほんの少しだけ嬉しさもあった。


なんで嬉しかったかって？


いっちゃんのことが好きだから…
家族とかじゃなくて、1人の男の人として。
それをもう、隠さなくていいのかなって思ったから…
だけど、ショックの方が大きかった

頭冷やすって言ったけど、その場から逃げ出しただけだよね…
どうしたらいいんだろう…
そう考えるうちにどんどん涙は、止まらなくなる


樹「A…」

『い''っち''ゃん''』

いっちゃんとしょへが部屋に入ってきて、いっちゃんが手を広げておいでって言ったから
いっちゃんの腕の中に飛び込んだ…

そしたら、しょへが俺忘れんなって
いつもなら絶対言わないししないけど、今回だけ
しょへと3人で抱き合った…

その後、話せるくらいに落ち着いてから、
いっちゃんとしょへに気持ちを全部、いや、ほぼ全部伝えた


でも、いっちゃんもしょへも私の事をぼっちにさせないって見放さないからって言ってくれた

また、おいでって言われたからいっちゃん脳での中に飛び込むと謎の安心感がある…


しょへ「お二人さんよ、わたくしのこと忘れてません？」

樹「わりぃ、忘れてた」


ここで笑わせようとしてくれるところ好きだな〜


『2人とも大好きだよ！』


いっちゃんは、また、別の意味があるけど、伝わらないよね…



次の日は、もちろん学校があって
私といっちゃんは、先にご飯食べて行く準備もできている中。
しょへだけがまだ寝てる…


『しょへ！おい！しょうへい！起きろ！』

樹「翔平」

ﾍﾞｼｯ！

しょへ「っぃて…ん。？」

『おいてくで？』

しょへ「今何時？」

『7時半』

しょへ「やっべ」

樹「早くしろよな」

『何やってんだかww』


しょへのおかげで、いつも家を出る時間は、五分くらい遅れて、3人でダッシュしながら学校に向かう


『しょへ、帰り奢りね』

樹「次、遅かったら、おいてく」

しょへ「ごめんって」

『とりあえず、走れ！』


走って、ギリギリ間に合った…
いつも、SHRが始まるギリギリに着くように行っているから、今日は、3人で走った、いつもよりは、早く着いたけどww


帰りが楽しみだわwww

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