8話 ページ8
体育祭の練習が続くある日の昼休み、宮舘涼太生徒会長と私と、同級生の向井康二は、生徒会室でご飯を食べていた。
宮「Aさんって、中学の時部活なにしてたの?」
「私はバレーボールを…「ちなみに、俺は卓球やってたで!」
と私がいい終わるか、終わらないかの絶妙なタイミングで言ってきた。
宮「康二には聞いてない」
向「なんでぇ〜、もっと聞きたいんちゃうですか〜?」
宮「別に」
気付けば、私よりも康二の方が生徒会長と仲良くなれている。
そんな2人の会話が面白すぎて、笑っていると、
宮・向「そこ、笑うところじゃない」
と突っ込まれるんだが、2人ともシンクロしてて逆に面白い。
宮「そう言えば、生徒会書記になった時よりも、Aさんよく笑うようになったね。」
「そうですかね?」
宮「うん。最初の方はいつも、阿部が居ない時って、あまり笑ってなかったからさ…」
まぁ、確かに最初の方は苦手感強くて、彼の事警戒してたけど、康二と毎日ここに昼食食べに来てたら、自然と打ち解けて来れたんだよね。
最初に比べて、彼への警戒心はほぼ無くなった。に等しい。
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作者名:まど | 作成日時:2021年10月12日 1時