第26話 ページ29
〜Aside〜
『あれ、そう言えば私の刀と羽織は…?』
し「ああそれなら翔太くんが持ってましたよ。」
『え?翔太くんが?』
杏「む……?翔太とは誰だ?」
し「Aが任務で助けた男の子の事です。
直接お礼が言いたいからってずっとここで待ってるんです。」
『それは申し訳ないことしたな……じゃあ
翔太くんに刀と羽織を返してもらいに行こ』
杏「む!それなら俺も一緒に行こう!」
し「私も行きます」
『そっか!ありがとう!!』
『あ、翔太くんみーっけ』
翔太「……あ!Aさん!目が覚めたんですか!…もう大丈夫なんですか?」
『うん。まだ少しだけど動けるようになったよ(ニコッ)』
翔太「よ、よかったぁ……」
『あ、そうだ。羽織と刀返して貰えるかな?』
翔太「あ、はい!すみません!……どうぞ!」
『ありがとうー!!』
し「ふふっ……A。翔太くん私がその羽織と刀を預かりましょうかって何度も聞いたんですが、渡して貰えなかったんですよ。ずっと抱き締めてるんです。」
『えっ、そうだったの……?』
杏「………む!」
翔太「えと、その……///」
杏「少年!Aは渡さないからな!!」
むっとした表情で頬を少し膨らませていた
し「何言ってるんですか煉獄さん。大人気ないですよ。」
その後無事,翔太くんは冨岡さんに送られて行った
杏「冨岡!いたのか!気づけられなくてすまん!」
冨「(心外!)……俺は嫌われてない。」
お昼になって,私たちは柱合会議に行く事になった。
隊服を着て,髪を櫛で整える
『よし…!しのぶさん!杏寿郎!行こう!!』
し「用意が早いですねぇ…はい。では行きましょうか。」
杏「うむ!」
『あれ、そう言えば今日御館様は何について
話すんだろう……』
杏「……どうやら゛鬼を連れた隊士 ゛について
だそうだ。」
『鬼……?』
し「ええ。その隊士の名前は竈門炭治郎君と言うそうです。鬼になった妹 禰豆子さんを連れて
任務に当たっているようです。」
『……妹か。』
杏「しかもその鬼は2年以上人を喰ってないそうなんだ。そんな訳あるかと耳を疑う話だが…」
し「Aはどう思います?やはり殺した方がいいと思います?」
『私は……』
不「よォお前ら。仲良く3人で来たんだなァ」
し「!!不死川さん……」
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作者名:葉月 | 作成日時:2021年8月3日 21時