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第12話 ページ14
〜宇髄side〜
簪は須磨に鶯,まきをに蒼,そして
雛鶴には臙脂色のを買う事になった。
その後食べ物をAと試食したり、
あーだこーだ言ったりしてる内にたくさん
買っちまった。
宇「わりぃーな今日は付き合ってもらって。
おかげで助かったわ!あんがとな。」
ポンと手を頭の上に置いてやる
『えっ……!あ、こちらこそ今日はとても楽しかったです!!あと、これありがとうございます!大切にしますね!!』
宇「それなら良かったわ!!おーそうしてくれると有難いたいわ。」
゛これ ゛ と言うのは俺があげた髪飾り
流石に簪は受け取って貰えなかったが、
これなら…と受け取ってくれた。
ま、どっちにしろ意味は似てんだけどな
宇「もう日が暮れかけてる。俺送ってくわ。」
『え?いいんですか?』
宇「当たり前だろ。好きな女を送っていかねー男が何処にいんだよ。ほら、行くぞ!」
俺は無理やり小さい手を掴んで足を早めた
赤い顔を夕焼けで隠しながら
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作者名:葉月 | 作成日時:2021年8月3日 21時