熱き心，炎火の下で (ページ12)

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音柱はやっぱりイケメンだったページ12

〜宇髄side〜

『簪ってそんな軽く上げていいものなんですか？？』

宇｢あ？もう祝言上げてんだから別にそんなもん普通だろ。｣

『えーマジですか。私なんか、私なんかですよ！杏寿郎に1度貰ったことはあるんです！！
でも、それは10歳の時！だから…杏寿郎はそういう気持ちで多分渡してないんです。』

宇｢それってもしかして今付けてるやつか？｣

『？はい！勿論です！』

宇｢派手にボロボロじゃねぇかよ！｣

『いいんです、これで。だって杏寿郎が選んでくれた簪だから、、』

頬を赤めて嬉しそうにはにかむA

ドキッ……

こりゃ派手に惚れてんな……俺も

宇｢これなんかお前に似合いそうだと思うんだけどなー｣

俺はコイツに似合う赤色のグラデーションの
簪を手に取った

宇｢お前の瞳透き通った赤だからド派手に似合う！｣

『確かに可愛いですね…！！でも、ごめんなさい！私やっぱり杏寿郎に貰ったものが良いので、、』

宇｢え？なに？俺もしかしてフラれてんの？｣

やっぱり俺は

コイツが好きだ。