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第6話 ページ8

前回の続き

太刀川「ほぅ…?」

迅「それはなんでですか?」

杏寿「……撫子のサイドエフェクトだ。」

わ、私のサイドエフェクト…??

杏寿「サイドエフェクトは、トリオンが多いものが目覚めるもの。

撫子には、俺が確認できる限りでは2つある。」

迅「!」

太刀川「え、2つもあるの!?」

「ほえ!?!」

杏寿郎兄さんからの衝撃の発言に一同驚く、

杏寿「サイドエフェクトが2つあるのは、勿論素晴らしいことだ。

だが、それを利用し遠征に行くということになると、撫子の負担も大きくなる。

サイドエフェクトがあるということは、それだけリスクを伴う。

遠征に行き命を落とす者、挫折する者、あらゆるものを見てきた。

俺のいとこが、そんな危ない橋に渡るのが嫌なのだ。」

……杏寿郎兄さんには、前世があると言っていた。
昔に人々のために命懸けで戦い、命を落とす者が多くいたと。

杏寿郎兄さんの前世の最期は、後輩のために亡くなったと聞いている。

太刀川「でも、忍田さん側の部隊が行くこともあるぞ。

それでも行かせないのか?」

太刀川さんが質問をした。

杏寿「いや。俺はあくまで、強要されたものの遠征は反対ということだがな。

城戸司令側のものだと、それを拒否することが出来ない。

忍田派や玉狛支部、鬼殺隊側はあくまで任意でのものだ。強要などはしない。

自分の意志を尊重されるところの方が、撫子は成長しやすい。」

杏寿郎兄さん……
私の事、そこまで考えてくれてたんだ…

迅「なるほどね。確かに彼女は優しいが故に自分の意思がそこまで押し通せるほど、強くはない。

そこには、つけ込まれるかもしれないってことか。」

杏寿「コクリ まぁ、あくまで俺のエゴだがな。

忍田派や玉狛支部、鬼殺隊の方が何かと守りやすい。俺も気にかけやすいというのもある。

だから入隊するなら、城戸司令派以外にしてくれると、俺も表立って守れる。」

太刀川「まぁ、鬼殺隊の柱が推薦すれば、多分1発で通ると思うけどな。

俺はそこまで派閥に拘ってないし、戦えればそれでいい。

ということで、バトろうぜ!煉獄さん!!」←

……空気を読もう、太刀川さん←ご最も

迅「確かに、一理ある。だが、将来のために玉狛への所属がいいと思う。

俺のサイドエフェクトがそう言ってる。」

杏寿「!君も持っているのか。」

迅「えぇ。未来視のね。」

杏寿「玉狛の実力派エリート…だったな。

君の噂は聞いている。その意見に賛成だ」

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千桜(プロフ) - 環さん» なんと!!読み直ししたは、確かにそうなってました!!ご指摘ありがとうございます!早速文章直しました! (2021年2月16日 20時) (レス) id: 4f7a78cf2e (このIDを非表示/違反報告)
- 東さんと初対面の時のヒロインちゃんの視界が365°になってます。 (2021年2月16日 20時) (レス) id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
千桜(プロフ) - 凜さん» なんと!申し訳ありません!直せる限り直しました!ご指摘ありがとうございます! (2021年1月3日 22時) (レス) id: 4f7a78cf2e (このIDを非表示/違反報告)
- 木戸司令じゃなくて城戸司令ですよ! (2021年1月3日 21時) (レス) id: e84559c347 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千桜 | 作成日時:2020年12月22日 0時

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