第39話 ページ46
滅多に大声を出すことの無い甘露寺のが大声を出したことに驚く伊黒。
温厚な彼女がここまで大きな声で主張することは本当にないのだ。
甘露寺「それにあなたのその話を聞かずに【近界民は全て敵!】っていう考え方、キュンキュンしないの!!」
甘露寺がヴィーボラを振り回し、三輪に打撃を与える。
三輪「カハッ…!(鉛弾の重さを利用し、鞭のように俺に攻撃…!!
鉛弾の重さは女性が軽々持ち上げられるような重さではないはず…!!)」
甘露寺「……私にはこんな重さ、ないのと同じなの!!」
彼女の特異体質の筋肉の密集率が常人の8倍が、怪力となり、今の攻撃繋がっている。
もちろん、三輪はそのことを知るはずもないため、以前驚いている。
伊黒「(甘露寺がここまで感情的になるとはな。
それに柱の俺たちが盾となり、道標となるという言葉……煉獄も言いそうな事だ。師弟は考え方も似るものなのか…)
……隠れているつもりなのか、バレバレだぞ。バイパー」
伊黒が放ったバイパーは真っ直ぐ当真に向かう。
当真「!?嘘だろ!?ここまでどんだけ距離あると思ってる!?!」
当真は間一髪避けるが、バイパーの後に放ったハウンドが命中し、ベイルアウト。
当真「おいおい……まじかよ……」
《活動限界 ベイルアウト》
出水「うぇ!?当真さんやられた!!?」
三輪「!?」
柱の力に驚く遠征組。一瞬にして当真がやられたのだ。
蓮《三輪くん、出水くん。作戦終了よ。
風間さんたち、戦闘不能になったから、ベイルアウトしたわ。》
三輪「!?」
出水「うわぁ、まじか。迅さんと柱ヤバすぎ。」
蓮《米屋くんもベイルアウトして、こっちにいるから、負傷してないなら、歩いて戻ってきてね》
出水「りょーかいです」
三輪「了解です。」
迅と時透たちが現1位の太刀川を返り討ちにした。この事実だけで、気分が沈むのは明白。
伊黒「フン 帰還命令が出てるのであれば、さっさと帰れ」
そして、遠征組はとぼとぼと帰っていった。
甘露寺「フゥ、終わったわぁ。お腹すいたわぁ」
嵐山「お2人とも!今日はありがとうございました!!
戦い方の勉強にもなりました!」
伊黒「フン 貴様らも帰ったらどうだ。忍田本部長に報告義務があるだろう。」
嵐山「はい!俺達も本部へ戻ります!」
〜黒トリガー奪還作戦編 終了〜
149人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千桜(プロフ) - 環さん» なんと!!読み直ししたは、確かにそうなってました!!ご指摘ありがとうございます!早速文章直しました! (2021年2月16日 20時) (レス) id: 4f7a78cf2e (このIDを非表示/違反報告)
環 - 東さんと初対面の時のヒロインちゃんの視界が365°になってます。 (2021年2月16日 20時) (レス) id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
千桜(プロフ) - 凜さん» なんと!申し訳ありません!直せる限り直しました!ご指摘ありがとうございます! (2021年1月3日 22時) (レス) id: 4f7a78cf2e (このIDを非表示/違反報告)
凜 - 木戸司令じゃなくて城戸司令ですよ! (2021年1月3日 21時) (レス) id: e84559c347 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千桜 | 作成日時:2020年12月22日 0時