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いきなり腕をひっぱられて
薫さんの前にだされて
もう脳内パニック＿＿＿＿＿
｢俺にはやっぱ、こいつしかおらん｣
薫さんの前なのに
きゅっと抱きしめられる。
｢ねえ、そんなことして
どーなるか分かってんの？｣
とても苛立っている薫さんの声。
ゴソゴソとポケットから写真を取り出し
あたしの瞳に見せつける。
＿＿＿＿＿またあの写真。
思い出して
怖くなって
つい震えてしまう。
足がうまく立ってくれなくて
座り込んだ。
｢これ、ばらまかれてもいいの？
ここいるみんなに配布してあげようか？
それともAV会社にでも送り付けてやろうか？｣
目が本気。
瞳孔が開いていて
鬼のような血相をしている。
｢……じゃあ、
逆に今の映像警察に見てもらおうかな？｣
スマホを取り出し
ニコッと笑う。
｢……ぇ？｣
あたしはいまいち状況が理解できない。
｢つぎ、Aになんかしたらほんまに
怒るからな
もう2度と俺達の前に現れんな｣
その言葉を言い放たれた薫さんは
今まで見た事のない表情をして
去っていった。
｢…………薫さん。｣
｢やっとどっか行ったか、｣
｢……何かしたの？？｣
｢Aは気にせんでええから｣
頭をぽんぽんって撫でられる。
｢……ねえ、1年前にもどれる？
俺、今度は絶対お前のこと裏切ったりせーへん
ずっと一緒におるしこの一年間で
お前のことがどれだけ大事かって
ほんまによう分かった。
俺にはやっぱ、Aおらんと生きていけへんの
ほんまに好き
せやからもっかい俺とやり直してくれへん？｣
今まで言われたことない言葉を
前にしてあたしは涙が止まらなかった。
いっつもこんなこと言わないくせに。
｢……あたしで……良ければっ｣
さっきよりもギュッと強く抱きしめられる。
抱きしめられたと同時に
唇も塞がれる。
苦しくてもそれがとても幸せに感じた。
大毅の匂いはやっぱり前と変わってなくて
いちばん大好きな匂い。
でも＿＿＿＿＿この一年間
本当に辛かった。
毎日枕を濡らしてどんな時でも彼が頭の中から
消えることなくて。
でも＿＿＿＿＿心の底から大好きって言えるようになった。
続く (更新停止中)
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Rize(プロフ) - ♪さん» 遅くなってしまい申し訳ございません！！リクエスト大丈夫ですよ！笑 (2016年8月24日 16時) (
レス) id: fe2f264b3d (このIDを非表示/違反報告)
♪ - アカンいただきましたって（爆笑）更新されていてテンションＵＰです。あ、質問なんですけどリクエストとかって、大丈夫ですか?無理だったらいいんですけど、それが気になりました。すみませんこんなに長くて・・・。更新頑張って下さい。応援してます。 (2016年8月7日 15時) (レス) id: bb93fcb95f (このIDを非表示/違反報告)
Rize(プロフ) - ♪さん» ♪さんありがとうございます！！アカンいただきました！ (2016年7月30日 18時) (レス) id: fe2f264b3d (このIDを非表示/違反報告)
Rize(プロフ) - リトグリモ☆さん» リトグリモ☆さんありがとうございますっ！！これからも応援よろしくお願いします！！ (2016年7月30日 18時) (レス) id: fe2f264b3d (このIDを非表示/違反報告)
♪ - アカーーーーーーーーーーーン！！！！！この小説超面白い!！！更新が楽しみです。頑張って下さい。 (2016年7月30日 13時) (レス) id: bb93fcb95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rize | 作者ホームページ：http://j.west＿purin
作成日時：2016年7月7日 19時
