only one ＿＿＿＿＿red

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今日は久しぶりに


のんちゃんから許可をもらって


スーパーに買い出しにきた。







｢…………おもっ｣





帰りのことを全く考えてなかった＿＿＿＿＿




袋が破けるんじゃないかって


くらい両手が重い。






｢……あの、手伝いましょうか？？｣






仕事帰りっぽい茶髪のショートヘアの
女の人が話しかけてきた。





｢え？｣



｢重そうですし、1つ持ちますねっ｣


そしてあたしの手から1つの袋を持ってくれた。





｢……すいません、ありがとうございます｣





家の近くまでいろいろな世間話で

盛り上がった。





｢あの、ほんとに手伝ってくださって
ありがとうございました！！


助かりました！！｣





｢いえいえ！！


ではおやすみなさいっ｣





ほんといい人だなあ……



あの人。





エレベーターで上がっている時



ふと


袋に便箋が入っているのに


気がついた。






｢ん？なにこれ｣









中を開けると＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿







｢………………｣


唖然として言葉がでなくなった。







あたしの写真がいっぱい入ってる。





歩いてる写真。



友達と笑いあってる写真。



大毅といる時の写真。



あと＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿裸の写真。






お風呂にはいってる時のがばっちし撮られている。







しかも、




この写真一年前のじゃん。





便箋のそこに1枚の小さな紙切れ。








望くん に 近づくな。


さもないと 、写真 ばらすよ？



一年前と 同じ目にあいたい？











どゆこと。



え？



これってのんちゃんが狙われてるんじゃなくて



あたしが狙われてる!?






じゃあ、さっきの人は一体誰。






のんちゃんのマネージャー？





そんな気がしてきた。





もう



どうしたらいいんだろう、






ただひたすらエレベーターの中で

立ち尽くした、







誰かに言うべき？




それともまた1人で抱えこむべき？






とりあえず、のんちゃんのところに


帰ろう。







帰るとまだのんちゃんはいなかった。








とりあえずソファに寝っ転がった。



そして ただずっと


便箋を見つめる。

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