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｢…………大毅、ごめんね｣
最後に残したあの言葉。
今でも忘れられない。
何度忘れようと思ったことか。
１日もあの日のことを忘れたことはない。
あの日の夜のこと＿＿＿＿＿
大阪の大毅のマンションに行く予定だった。
私達は付き合っていたが
互いに忙しくてなかなか会えなかった。
大毅のマンションの目の前まで
来たところ＿＿＿＿＿
1台の黒い乗用車が止まっていた。
あの車には見覚えがある、、
大毅のマネージャーさんだ。
大毅のマネージャーの薫さんは
すごくスタイルが良くて綺麗。
性格はあたしには冷たかった。
大毅のために何度も何度も別れろと説得してくる。
でもそう言う薫さんも
大毅のことが好きなのだ。
いっつもベったりくっついていて
大毅もそれを嫌がってはない。
むしろ、本当の性格なんて知らない方がいいのかもしれない。
今日は私と会うはずなのに、、
なんでいるんだろう？
エレベーターで大毅の部屋の階まで行く。
部屋のインターホンを押さずに
合鍵も使って
ゆっくり扉を開ける。
｢……重岡さんっ｣
｢なに〜薫さん｣
｢口にケチャップついてますっ｣
｢えっどこどこ？｣
｢ほら〜｣
大毅の唇にふと指で触れる。
２人で見つめあって。
ケチャップとってもらった大毅だって
すごく嬉しそうにニコニコしている。
まるで私よりも薫さんの方が恋人みたい、
こんな現実は見たくない。
そっーと扉を閉めて帰ろうとしたその時。
靴箱の横にかかっていた傘を落としてしまった。
慌てて傘を拾うと
｢……A｣
大毅がすごく目を見開いて私を見ている。
私はとてもその場所に居られなくなって
勢いよく玄関を飛び出した。
私の名前を呼ぶ大毅の声が聞こえる。
けれどもう戻れないよ、
無理だもん。
エレベーターを使わず階段を駆け下りた。
気づいたら
目にはたくさんの涙。
本当は
こうなるかもってわかっていたのかもしれない。
でも現実を見れなかった。
そもそもなんで私何かを選んでくれたんだろう。
何のとりえもないただの隣人を
何で好きになってくれたんだろう。
考えれば考えるほど
分かんなくなる。
涙も余計溢れてくる。
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Rize(プロフ) - ♪さん» 遅くなってしまい申し訳ございません！！リクエスト大丈夫ですよ！笑 (2016年8月24日 16時) (
レス) id: fe2f264b3d (このIDを非表示/違反報告)
♪ - アカンいただきましたって（爆笑）更新されていてテンションＵＰです。あ、質問なんですけどリクエストとかって、大丈夫ですか?無理だったらいいんですけど、それが気になりました。すみませんこんなに長くて・・・。更新頑張って下さい。応援してます。 (2016年8月7日 15時) (レス) id: bb93fcb95f (このIDを非表示/違反報告)
Rize(プロフ) - ♪さん» ♪さんありがとうございます！！アカンいただきました！ (2016年7月30日 18時) (レス) id: fe2f264b3d (このIDを非表示/違反報告)
Rize(プロフ) - リトグリモ☆さん» リトグリモ☆さんありがとうございますっ！！これからも応援よろしくお願いします！！ (2016年7月30日 18時) (レス) id: fe2f264b3d (このIDを非表示/違反報告)
♪ - アカーーーーーーーーーーーン！！！！！この小説超面白い!！！更新が楽しみです。頑張って下さい。 (2016年7月30日 13時) (レス) id: bb93fcb95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rize | 作者ホームページ：http://j.west＿purin
作成日時：2016年7月7日 19時
