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知念「だってどっちも涼介だったらなんか、涼介のこと好きすぎる人みたいになるじゃん。」
確かにまだ世間には知られてないしメンバーの前で積極的にイチャついたことも無いから、不自然かもしれない。
「まあいいや、応援してくれるなら嬉しいよ」
今日は、知念の家に向かっている。彼が先程、見せたいものがある。と言って珍しく家に誘ってくれたから、頷いてから知念の家に向かった。
知念「ちょっとリビングで待っててね」
「はいよ」
待つこと10分。
その間俺はずっと仕事の連絡や
動画サイトを見ていた。
正直、恋人の家で恋人がいない10分間は居心地は悪かった。
知念「…じゃーん」
「えっ、」
この前、ゲスト出演だった番組のSNSに上げていた猫の耳と手を付けて、黒い服に着替えて出てきた知念。
「え、待って」
ｶｼｬｶｼｬ
よし、連写81枚。
知念「トリックオアトリート、お菓子くれなきゃイタズラするぞ」
「はーいどうぞ」
念の為にチョコを持っていた俺はすかさず知念の手の上に乗せた。
「じゃあ俺も。お菓子くれなきゃイタズラするぞ」
知念「…あ、喉飴があるかも」
「俺チョコがいいな」
知念「明日買うつもりだったから無いです」
「じゃ、イタズラしていいのね」
知念「嫌だよ、お願い許して」
「だーめ、俺の膝の上座って」
知念「え〜」
そう言いながらもトコトコと来てくれる。
何が何だか分からないような、
これからどうなるのか待ち構えている知念。
子猫みたいで可愛いな。
知念が俺の膝に座ると、俺は知念をくすぐった。
知念「あっふ、ちょ、やめて笑」
「楽しい？」
知念「いや、やめ、ストップ、ふはっ笑」
くすぐるのをやめて、知念に抱きつく。
すると、息を整えている知念の心臓の音が聞こえてきた。 鼓動が早くて、俺までドキドキしてしまう。
「…好きだよ」
知念「ごめんね、お菓子用意できなくて」
「いや、こっちこそごめん」
知念「明日2人でハロウィンパーティーしよ？」
「午後からでいい？」
知念「いいよ」
笑った知念の唇にそっとキスをする
とろけるような時間がこのまま
続いたらいいのにな。
「泊まっていきな」
知念「うん、そうするね」
甘いお菓子よりも可愛い知念の方が欲しいから。
end.
終わり
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むみあ(プロフ) - うめこさん» コメントありがとうございます！ 嬉しいです！！ (2022年11月28日 13時) (
レス) id: 0e15872610 (このIDを非表示/違反報告)
うめこ(プロフ) - 色々読んでる中でむみあさんの作品はかなり好きな感じです (2022年10月13日 14時) (レス) id: f42fff5b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むみあ | 作成日時：2021年3月15日 17時
