収録後の秘密 ページ15
ym.
知念「ねえ、今日久しぶりにご飯行こうよ」
そう言われたのは10月31日。
なるほど、ハロウィン意識したのか？
「それってハロウィンパーティー？」
知念「え、違うけど」
「あ、はい。でも行くわ」
勘違いしたのが恥ずかしくてちょっと横を見る。
するとメイク中の裕翔と目が合ったからとりあえず微笑んでおく。
今日はハロウィンだというのに仕事が入っている。なんなら朝6時集合の打ち合わせもあった。今日は仕事しか出来なさそうにないと思っていたが運良く午後の仕事が明日に振り返られた。
スタジオに入ると既にいのちゃんがいた。
俺に続いて、他のメンバーも続々と入ってくる。
八乙女「山田ー、そこの水ちょうだい」
「ほい」
八乙女「さんきゅー」
知念「僕にもちょうだい」
「はい、どうぞ」
八乙女「おい、俺より丁寧じゃね？どういう格差なんだよ！？」
中島「しょうがない、知念だから。」
有岡「知念さんにはみんな優しいですから」
知念の弟感というか、みんなから可愛がられている感じはグループが14年経っても変わらない。知念は完璧な人じゃなくて抜けてるとこもある。
そんなところがみんな知念を可愛がる部分だと思うし、この形がJUMPというグループの1つの特徴でもある。
みんなの知念なんだけど。
そんな知念を独り占め出来るのが俺。
そんなことばっか考えて浮かれてたからかな、
司会だったのにコーナーを飛ばして
１回カットになってしまったのは忘れておこう笑
.「はいカット、お疲れ様でした〜」
知念「よし、涼介行こ」
スタスタとここまで来て、スタスタと去っていく。小動物のようで、可愛すぎる。。
知念「最近、涼介忙しそうだし全然構ってもらってないからさ。ね？」
「ゲームしかしてないしいつでも連絡してくれていいのに」
知念「僕は直接会いたいの。」
「ふふ、可愛い」
知念「ふふっ」
車から出て、少し家まで歩く。
お互い耳を赤くして、照れてるこの和やかな
空気が好きで、雰囲気が好きで。
知念「雑誌読んだ？」
「なんの？」
知念「あのー、応援したい人と応援されたい人みたいなやつ。」
「コーナーみたいなのであったね」
知念「それに僕涼介にした。」
「応援されたい人？」
知念「したい人だよ。されたいのは雄也。」
「は、俺からの応援は？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むみあ(プロフ) - うめこさん» コメントありがとうございます！ 嬉しいです！！ (2022年11月28日 13時) (
レス) id: 0e15872610 (このIDを非表示/違反報告)
うめこ(プロフ) - 色々読んでる中でむみあさんの作品はかなり好きな感じです (2022年10月13日 14時) (レス) id: f42fff5b4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むみあ | 作成日時：2021年3月15日 17時
