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2話 ページ3

知らんふりをする明美
A「.....ないよ。」
それが嫌だったのか拗ねたように言うA
A「怪我見せて?」
明美に近づきそう言ったA
明「怪我の治療くらい自分で出来るわ。」
A「傷が背中まで届くようなものなのに一人で出来る?
馬鹿なの?姉さん」
明(Aが姉さんって言うときは、怒ってるときだ。どうしよ...)
焦る明美
だが、この状況は自分ひとりでどうにかしようと思った明美が悪い
A「姉さん。」
低い声で明美を呼ぶA
明「何?」
A「ここに座って?」
Aは自分の前に明美を座らるように言った。
明美はどうしようもないので取り合えず、言われるがままAの前に座った。
A「この怪我は、俺のせいでもあるけど、でも、怪我の治療くらいさせてよ。
この計画も、姉さんが死ぬように計画したのも俺だよ?でも、、、」
Aは、話しをしていたが、どうしても耐えられなくなったのか泣きそうになっている。
明美はそれを見て、Aを抱きしめ、話しだした。
明「ねぇ、A。覚えてる?
組織で私たちが離れる前に約束したこと?」
A「...俺が、姉貴や志保の事、守るって言ったあれの事なら覚えてる。」
明「そう、そのこと。私、あの時、本当に嬉しかった。お父さんやお母さんが事故で亡くなって、『私がしっかりしなきゃ』って思ったから、Aがああいってくれた時嬉しかったの。」
A「実行できなきゃ、意味ない。姉さんにこんな怪我させて、俺はそれを見て見ぬふりをしてたんだ。」
明「そうかな?Aは私のこと救ってくれたじゃない?」
A「どこが!?」
Aは明美に言われ、怒鳴ってしまった。
明「私がこうして生きていられるのは、Aが裏で手を引いてくれたから。
そうじゃなかったら、私はこの世にはいなかったと思うわ。」
A「俺がしてなくても、姉貴の彼氏のFBIがしてたかもしれないだろ?」
明「!?
知ってたの?彼が裏切り者だって、、、。」
明美は心底驚いた顔でAを見た。
A「俺は、組織で、ブレインとして、裏切り者や不正をした奴なんかを調べてた。その中には、ノックの事だって入ってる。だから、知ってたよ。」
明「なんで組織には言わなかったの?
言わなきゃAだって、危ない目にあってたかもしれないんだよ?」
A「俺は、自分よりも家族である姉貴を優先しただけ。」
明「えっ!?」
A「FBIの奴は姉貴が寄越した奴だろ?」

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設定タグ:名探偵コナン , 男主 , 赤井秀一   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:Ritu 十+ | 作者ホームページ:http://ritu_shino  
作成日時:2020年6月8日 23時

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