疲れたあなたを2434たちが出迎えてくれるそうです3【短編集】

不i破湊＆三i枝明i那 5 ページ10

、、、楽しい



まずこのジュース、お茶以外をあまり飲んだことがなかった僕は初めて飲んだのだが、コーラというものらしい
もちろん炭酸も初めてだったので、思わずむせてしまった僕に、悶える三枝さん、もうこの反応にも慣れてしまったが恥ずかしいものは恥ずかしい、



他にも、初めて食べるお菓子、変な形のグミや飴玉を食べて、夜に甘いものを食べるという背徳感を感じたり



３つのうちで１つが酸っぱいガムのお菓子を開けて三人でランダムに選んだら、三枝さんが当たって床を転げまわって、それに大爆笑したり



たくさんあるゲームをいろいろやってみて、マリ〇カートでぼっこぼこにされたり、反射神経のゲームでは何度か勝つことができたり



そんなことをしているうちに、夜はどんどん更けていく
時計を見ると、夜中の1時
施設では見たことのない時間に思わず目を丸くしてしまう。



周りを見ると、飲みかけのコーラに、いまだに楽しそうにゲームをしている二人の姿
自分を見ると、相当リラックスしてしまったようで、床に寝転がっていた。
いままでこんなにぐでぐでしたことなんてなかった僕は自分の体制に驚いてしまう



ふわあ、と大きなあくびが出た
それに三枝さんが気付いて、そろそろ寝ようか、と声をかけてくれる



ずっとこの時間が続いてほしいと思っていたが、眠いものは眠い
こくんと頷くと、布団を準備してくれる三枝さん



実は面倒見がいいということがわかってしまって、黛さんに対して抱いている感情と似たようなものを感じてしまう、もちろん不破さんにもだ
それがなんだか気恥ずかしい

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