黛i灰�� 5 ページ37
「どういうこと？」
そう、ゲーミングチェアに足を組みながらこちらを見下してくる
「えっと、その、どういうこととは、具体的に、、」
黛くんがどれに怒っていくのか分からなくて、せめて愛想良く笑いながら聞き返した
「は？いきなり家に来なくなって心配させるし、家に来たら来たでしおらしいし、挙げ句の果てに他の男と電話して勝手にそいつとご飯に行こうとしたことだけど」
想定しうる範囲のほぼ全てを一息で言われて口を挟む隙もない
というか、話終わった今でさえ挟めない、全てドが付くほどの正論だった
「ご、ごめんって、、」
謝ることしかできない私にこいつはダメだ、とでも言いたげに首を横に振る
「じゃあまず、なんで1ヶ月間も連絡もせず顔出さなかったの？」
正直に答えたくない、でも、黛くんに私の嘘が通じるとはとても思えない
この状況で嘘をついたことがバレたら、きっともっと怒らせてしまうだろう
「その、黛くんのこと、い、意識、しちゃって」
恥ずかしさから震える声、そんな私を見て黛くんは驚いたように目を丸くしている
「一応聞くけど、男として、ってことで合ってるよね？」
その言葉に頷きで返答する
なんだ、この地獄の質問タイムは
「ふぅん、じゃあなんでさっき帰ろうとしたの」
二人きりが気まずかったからです、、と黛くんを見ながら会話するのは無理だと項垂れながら返す私
ふっ、と吹き出したような音がした
え、笑った！？
驚いて勢いよく顔を上げたが、黛くんは元の仏頂面に戻っていた
彼の笑顔は希少なだけに見逃した心への代償は大きい
悔しさと恥ずかしさにのたうち回る私に、Aって乙女だったんだね、と更なる追い討ちをかける黛くん
うわああ、、と叫ぶ私を楽しそうに眺めている
忘れがちだが、彼は後輩なんだ、つまり年下
年下に翻弄されるなんて、あってはならない！
「そう言う黛くんは、私のことどう思ってるわけ」
反撃のつもりで発した質問に、黛くんはうーんと首を捻る
「内緒、かな」
長過ぎていつも手からはみ出ている袖、いわゆる萌え袖というやつで口元を隠しながらこてんと首を傾げる
ここにセリフをつけるとしたら、私わかんな〜い、なんて悪意を持ってつけるほどにあざといその仕草
しかし、黛くんの凄いところはそんなポーズも似合っている所だろう
「な、内緒って、、」
そりゃないわ、と白い目を向ける私に、黛くんが口を開く
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ししゃも(プロフ) - 長月さん» リクエストありがとうございます！！リクエスト了解しました、、！順次書いていたますのでゆっくりお待ちください！ (2021年10月6日 1時) (
レス) id: a45d2df81a (このIDを非表示/違反報告)
長月 - いつも楽しく拝見させていただいてます！リクエストなのですが 長尾さんをお願いしたいです｡無理せずこれからも頑張って下さい！ (2021年10月5日 21時) (レス) id: d1cbbfbabb (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも(プロフ) - 紫苑さん» 手違いで非公開になってしまっていました、、！ご指摘ありがとうございます！！ (2021年9月30日 8時) (レス) id: d578d25a40 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 鈴原るるの2がないのですが...。更新ありがとうございます！いつも楽しみにしてます！ (2021年9月30日 5時) (レス) @page40 id: 3d7fe67ed7 (このIDを非表示/違反報告)
アニヲタの2434好き - ししゃもさん» 有難う御座います。誤字りましたｗｗ御体にお気を付けて、更新頑張って下さい (ししゃも様の書く話が私得すぎて悶え死ぬッ!!!) (2021年9月29日 19時) (レス) id: cfb75b9330 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ししゃも | 作成日時：2021年8月27日 1時
