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その後、合格者たちは、ドリームキングダム敷地内のテントで寝ることとなった。
零先生、私、チカラさん、スナオさん、ヒロシさんが一つのテント。
零先生が、私に声をかけた。
零「Aさん。ちょっといいですか?」
A「はい?なんですか?」
零「いえ、渡したいもの。今渡そうかと思いまして…」
そういえば忘れていた。 一体何だったのだろう…
零「どうぞ。」
零先生は小さな箱を私に渡した。箱を開けると、そこには指輪が入っていた。
A「これは…」
零「前、Aさんが欲しがっていて、ならご褒美にと思いまして、授業をしっかりできるようになったら、プレゼントしようと思っていたんです。こんなタイミングになってしまって。すみません。」
零先生は、さっき泣いていた私を気遣って、このタイミングでプレゼントを渡してくれたのだろう。
A「ありがとうございます。私も、覚悟が決まりました。」
この先、ドリームキングダムで何が起こるのかはわからない。
けれども、零先生の為にも、絶対に、生きて帰ろう…もとの生活に…!
Game,1:鉄球サークル (完)
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律(プロフ) - 蒼央さん» コメントありがとうございます! 最終回も見ましたが最後までかっこよかった!(笑) 更新がんばります! (2018年9月20日 20時) (レス) id: 3605fb40dc (このIDを非表示/違反報告)
蒼央 - ゼロが足で扉を止めるところ私も好きです!カッコイイですよね!続き待ってます!更新頑張ってください! (2018年9月20日 18時) (レス) id: 2840089898 (このIDを非表示/違反報告)
律(プロフ) - ひめさん» ありがとうございます!がんばります! (2018年9月9日 20時) (レス) id: 3605fb40dc (このIDを非表示/違反報告)
ひめ - 続き楽しみです♪頑張ってください! (2018年9月9日 20時) (レス) id: c8e85ee738 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:律 | 作成日時:2018年9月9日 13時