Game:1 鉄球サークル ページ4
黒服「到着しました。起きてください。」
黒服の声が聞こえ、目を覚ます。
どうやら眠らされて車に乗せられていたようだ。
車から降りると、そこには巨大な建物と、大きな扉があった。
A「ここは…」
黒服「ゲーム会場です。詳細は、中に入ればわかります。」
黒服に誘導され、私は建物の中に入った。
中には、もうすでに何人もの人が集まっていた。
年代も様々。しかし20〜40代くらいが多いように感じられる。10代の人は少なそうだ…
そして何よりも…
A「女性が…いない…」
この会場には、私以外に、女性は一人もいなかった。
周りを見る。すると、ようやく探していた人を見つけることができた。
A「零先生！」
私は、零先生のもとに駆け寄った。零先生は驚いた顔をしている。
零「Aさん！？どうしてここに…」
A「零先生が塾から出て行ったあと、黒服に連れてこられてしまいまして…」
すると、零先生の後ろにいた、赤い服の人が零先生に話しかけた。
？「おやおや零。どういうことですか？彼女ですか？」
その言葉をきいて、私は急いで、「違います！」と否定した。顔は真っ赤になっていたと思う。恥ずかしい…
零「チカラさん。あまりからかわないで。Aさんは、俺が働いている塾で一緒に働いているんです。」
零先生が上手に否定してくれた。そんなことを話していると、突然女性の声が聞こえた。
？「ようこそドリームキングダムへ！私の名前は後藤峰子。 これからあなたたちには、王の後継者となるための選抜試験を受けてもらうわ！」
峰子「もちろん契約金は弾むわ。最後まで勝ち残った人間。王となる者には…」
峰子「1000億円よ！！！！」
そういった瞬間。黒服たちが、白い布がかぶされていた巨大な物体が姿を現した。
そこには、数えきれないほどのお金が重なっていた。あれが…1000億円…
参加者「「「うおおおおおお！！！金だ！金だ！」」」
参加者たちが一斉に走り出し、そのお金の束に群がっている。
そのお金を見て動いていないのは、驚きのあまり動けていない私と、零先生。先生の周りにいた3人。その他数人のみ。
峰子「本戦が行われるドリームキングダムへの入場は、このゲームをクリアした者のみに許される。今から私のすることを、よーく見ていて……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
律(プロフ) - 蒼央さん» コメントありがとうございます！ 最終回も見ましたが最後までかっこよかった！（笑） 更新がんばります！ (2018年9月20日 20時) (
レス) id: 3605fb40dc (このIDを非表示/違反報告)
蒼央 - ゼロが足で扉を止めるところ私も好きです！カッコイイですよね！続き待ってます！更新頑張ってください！ (2018年9月20日 18時) (レス) id: 2840089898 (このIDを非表示/違反報告)
律(プロフ) - ひめさん» ありがとうございます！がんばります！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: 3605fb40dc (このIDを非表示/違反報告)
ひめ - 続き楽しみです♪頑張ってください！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: c8e85ee738 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：律 | 作成日時：2018年9月9日 13時
