▽ ページ25
A「これが、私たちの答えです！」
そう言い、私はボタンを押した。
入力した答えは「33」 I,G,Nのパソコンでのキーボードの位置からアルファベットを選び、A〜Zの順番を番号にして、それを足した。
あっているはずだ。
壁につけられたテレビ画面に、
［あなたの選んだ答え「33」は…」
と表示されている。
少しの間。そして。そのパネルが、正解を告げる〇に変わる
事はなく、パネルは絶望を告げる「×」へと変わった。
A「えっ？ なんで…！ どうして間違いなの⁉」
すると、アナウンスの声が聞こえた。
峰子「残念。不正解よ。というわけで、不正解のペナルティーを執行します。」
「ちょ、ちょっとどうなるんだよ！」「正解なんじゃないのかよ！」
他の参加者の戸惑う声が聞こえる。
瞬間、一瞬部屋が光る。 そして…
A「きゃあああああああああ！！！」
突如、自分の体に電流が流れた。
身体が、自分の物でないくらいの痛み。頭が…おかしくなる…
私…ここで死ぬの…？
そう思った時、電流が止まった。
A「あ…う…」
思わず床に倒れこむ。まだ少し痛みが残ってる…
何とか周りを見ると、私だけでなく、他の参加者の人たちも、倒れこんでるか座り込んでいる。
ユウキ「いたた… Aちゃん… 大丈夫？」
近くにいたユウキさんが、私に声をかけてくれた。
A「は、はい…。なんとか。 他の人たちは…」
ユウキ「大丈夫みたいだよ。命に危険がある人はいないと思う…」
その時、またアナウンスが入る。
峰子「あらら…。 随分大変だったようね。 でも、これってたったの15vなのよ。 体に流れた電流なんて、せいぜい5mAってところじゃない？」
峰子「まあ、これは1回目のミスだったから甘く見てあげたけど、次は少し厳しくするわ。 これからは25Vをスタートにして、1分ごとに5Vずつ電圧を高くすることにするわね。」
「そ…そんな…」
参加者たちのおびえる声。
だけど、33が答えじゃないなら、一体何を見落としているの？ これで合ってるはずなのに…
その時、参加者の一人が私に向かって怒鳴った。
「おい！Aてめえ…！ お前がこれが正解だっていうから従ったんじゃねえか！このまま死んだらどうしてくれるんだ！ 責任取れんのか！」
------------------------
どうも律です。
投稿遅れてしまいごめんなさい。
リアルの方がとても忙しかったんです…
これからまた少しずつ更新していきます。
律
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←▽
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
律(プロフ) - 蒼央さん» コメントありがとうございます！ 最終回も見ましたが最後までかっこよかった！（笑） 更新がんばります！ (2018年9月20日 20時) (
レス) id: 3605fb40dc (このIDを非表示/違反報告)
蒼央 - ゼロが足で扉を止めるところ私も好きです！カッコイイですよね！続き待ってます！更新頑張ってください！ (2018年9月20日 18時) (レス) id: 2840089898 (このIDを非表示/違反報告)
律(プロフ) - ひめさん» ありがとうございます！がんばります！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: 3605fb40dc (このIDを非表示/違反報告)
ひめ - 続き楽しみです♪頑張ってください！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: c8e85ee738 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：律 | 作成日時：2018年9月9日 13時
