きらわれるのは私の役目【stxxx】

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莉犬｢…A、大丈夫？｣


ジェル｢ごめんな…俺たち、なにも出来なくて…｣


『ううん、2人はなにもしてないじゃん』


この2人は優しすぎる


私のこと信じてくれたのもこの2人だけ


というか、姫華のことが信じられないらしい


何があったのかは聞かないようにしてるけど、私と同じようなことされたんだろうな…


…だめ！


私は自ら嫌われ役になったんだから！


私、クラスメイトには感情がない。と、思われている


私だって人間。


感情なんて、あるに決まってる


ただ、周りのものに興味がなくて、、、、


ただ、喋る話題がなくて、、、、


ただ、、、、、


私が笑顔を見せたのは莉犬とジェルくらい


姫華と、あとの4人とは幼馴染だけど、5人の前だけは笑い方を忘れてしまう


私は、笑っちゃいけないから。

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