0 2 . ページ2
.
「 なんで 俺のこと 信じてくれたの ? 」
静かな 空気 が 流れる 。
それまで 聞こえていた 音 が 全て消え 、 聞こえるのは 俺 の 鼓動 だけ 。
「 貴方 が .. 」
「 貴方 が 嘘 を 吐いてるようには思えなかったから 」
ぽつり ぽつり と 並べられる 言葉 。
予想外 の 言葉 に 隣 に 座っていた A の 方に 倒れこむ 。
優しく 頭 を 撫でられる 。
気持ちよくて A の 膝 に 頭 を 擦りつける 。
「 くすぐったいです 」
「 ああ 、すまない でも .. もう少しこのままでもいいか ? 」
顔 を あげ 目 と 目 を 合わせる 。
すると 真っ赤 に 染まっていた 頬 。
その顔 に ばっ、と 体 ごと 起き上がらせる 。
「 は 、恥ずかしいので見ないでください .. っ ! 」
そっと優しく 目 に 手 を 被せる 。
あ ー .. なんで 記憶喪失 なんかなんだろう。
.
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れーた。 | 作成日時:2017年5月13日 18時