後輩の裕くん #2 ページ27
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このお話は「後輩の裕くん」の
続きとなっております。
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「ちょ...裕くんふざけないで...！」
「なんもふざけてない」
「お、大人をからかっちゃだめよ...？
ほら、私残りの資料っ...
「Aさん」
「っ...」
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・・・こんな真剣な顔してる裕くんを初めてみた。
いやでも...
なに...もしかして高貴に言わされたとか、？
それにまず私歳上だし...
「私もう30になるおばさんだよ？
4つも離れてる私になんか構っちゃだめだよ、
この会社にはもっと可愛い子いるでしょう？」
「俺の好みいないもん」
「んー...あ、さくらちゃんは？」
「顔タイプじゃない」
「上の階の木下さんとか」
「みんなが言うほど美人じゃない」
「受けつけのこころちゃんなんかどう？」
「あの子のつり目無理」
「・・・・」
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・・・だめだ、何しても負ける
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「誰がタイプって言うの...」
「だから俺はAさんが好きって言ってるじゃないですか」
「Aさんは俺のことどう思ってるんですか？」
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どうって...
「仲良い...後輩...？」
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「...だけ？」
少し眉が下がった裕くん。
「だからこれからも仲良い後輩としてよろしくね？」
「ちぇー、つまんなーい」
「まぁいいっすよ、俺諦めないんで。
絶対俺のものにして高貴さんを後悔させますから」
…少しブラックなことも言うんだね...笑
だけど根はいい子。
私を好きになってくれる人なんて滅多にいない。
「ふふ、ありがとう。ちょっと元気出たよ」
「振られたとも思ってないし」
「わかったわかった笑」
そう言ってまた少し、仲良い後輩先輩になった。
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これだけ言われても私の心が揺るがなかったのは、
やっぱりちゃんと高貴を大切にしているからなのかも。
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...裕くん、気づかせてくれてありがとうね。
Fin ────
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あかやま。(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます^ ^ ほんとですか！！好評で良かったです！メンバーの下着トーク、妄想広げてみました（笑）藤北先輩シリーズ今後もUPしていきますね！ (2019年2月25日 16時) (
レス) id: 0e8a283691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちは！藤北先輩シリーズとても面白いです！下着トークいいですね〜(笑)ぜひもっといろんな藤北先輩シリーズ読んでみたいです！ (2019年2月24日 16時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかやま。
| 作成日時：2018年1月21日 1時
