Family story (ページ4)

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あの後大我は貧血だと言い張ったけど、念の為病院に行かせた

俺はあの後単独の雑誌の撮影があったため付き添うことはできなかったが、、、

「大我？大丈夫だった？」
「……」

「…どうした？」

「…あ、のね、2ヶ月くらい前にさ、北斗やっと映画の撮影終わって、その日…やったでしょ？……」
「うん、」

「あの時、お互いに飢えてたから、その、ゴムつけ忘れてたでしょ、」
「ま、さか？…」

「うん……妊娠3ヶ月だった…」
「そっか、」

俺のせいだ、、
俺がつけ忘れたから、

大我に辛い思いさせた、

「でね、俺……この子を、北斗との子を産みたいんだ……ダメ、かな？、」

そっと自分のお腹に手を当てているその姿はもう母親だった…美しいくらい、

「…俺も、この子を大我との子を産んで欲しいな…大切な命だから…」

「！！…っ、ありがとう(泣)」

守るものが増える分幸せも増える、
お母さんがいつの日か言ってたっけ…