【鬼滅の刃】甘い休息はいかが？【短編集】

思春期【不死川玄弥】 ページ6

『玄弥あぁぁあ、、、』

「わっ、なんだよA?!」

こちらの私のハグを華麗にスルーした男は、
幼なじみの玄弥。

『ねええ、今日も鬼倒せたよ！ 褒めてええ！』

ガバッ
「いちいち距離が近いんだよっっ！」

ちょっと前まではこんな避けられなかったのになぁ、、

玄弥は私のことが本当に嫌いでやってるわけじゃないのはわかってるけど、
やっぱ少しは心に来るな...
よし、いじわるしてやろ((

『いいもんっ、私炭治郎に褒めてもらう！
きっと兄気質だから褒めてくれるもんっ』


「おい、ちょっA待てって！」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
『ってことがあってね、どう思うよ炭治郎!!』

炭治郎「うーん...。玄弥もAのことを嫌で避けた訳じゃあないだろう？」
(この2人付き合ってないのかが不思議だ...)

『そうだろうけど...。でもさすがにこんなにも避けられると不安になるよ〜...炭治郎鬼倒したの褒めてえぇ』

炭治郎「よしよし、よく頑張ったぞA」

炭治郎が私の頭に手を乗せようとする...と。
「すまねぇ炭治郎
こいつ借りてくわ」
ｸﾞｲｯ

『げ、玄弥!?』

「まさか本当に炭治郎の所に行ってるとはぁ」

『だって玄弥褒めてくれないじゃんよ〜！挙句の果てに炭治郎が撫でてくれそうだったのに！』

「おい、話聞けって！」

『...なによ。』

「俺は、女性って意識すると照れるんだよっ！尚更好きな人のだとな！」
そこまで言ったところで玄弥の顔は
みるみる赤くなっていく。

『...え、、それって』
「Aが好きなんだ。弱っちいけど命に変えて守るから...」

『命に変えたら玄弥いなくなっちゃうじゃんよ...やだ。

私も玄弥好き...』

『...ｯ』
ﾁｭ


「〜〜〜キスするとか反則だろ...
止まんなくなるぞ」

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