【鬼滅の刃】甘い休息はいかが？【短編集】 (ページ18)

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結ばれる日【嘴平伊之助】*.リクエストページ18

「っおいA、俺様なにかしたか！？」

『っ...』
今日は、私と伊之助が恋仲になって2年目の記念日...
なのに！伊之助は全く覚えてなんかいない...
1年目の時は覚えててくれて嬉しかったのに...

『知らないっ！自分で考えて！

あ！善逸うううう!!』

善「っ！Aちゃん！！どうしたの？！
結婚？結婚なの？！」

やばいどうしよう。
善逸に話しかけてみたはいいけど、後ろからの殺気の目線がすごい...

ごめん善逸((
「ﾁｨｯ...もんいつ！そいつから離れろ!!
こいつは俺様のもんなんだからな！」

『まって善逸離れないでっ!!? 』
なんで私もこんな行動してしまったんだろう？
袖をきゅっと掴む
善「えっ、えっえっ！？」

「おい...」
ｸﾞｯ
私と善逸が引き剥がされる。
ついでに善逸が蹴られてた気がするが...
本当ごめん善逸...

そのまま私は伊之助に引っ張られるまま、遠くへ連れてこられる。
「Aの家入んぞ！」

『えっ、...』

ﾄﾞﾝｯ
これは、いわゆる壁ドンと言うやつをされているのか？

ﾊﾞｻｯ
珍しく伊之助が被り物を取った

はぁ、いつ見ても綺麗な顔...

「っちぃ！何怒ってんだよ！

...俺が2年目の祝いしてねぇからか？」

『ｯ!?え、知ってたの！？』

「あたりめえだろ！
お前との思い出俺様が忘れるわけねぇだろうが!!

ただ、今年は言いてぇことがあってな。

A、俺様と結婚しろ！お前も俺様が好きなんだろう？」

『...へっ？』
プロポーズにしては丁寧さがないけど、
顔が赤い伊之助を見てこれは本気だと感じた。

『わ、たしでいい...の？』

「あたりめえだろ！お前がいいんだよ！

で、いいんか？わりぃんか？」
珍しく、彼が焦っている...
『...もちろん喜んで！』

「ｯｯﾊｱ...俺様をほわほわさせんじゃねええ！！」

ﾁｭｯ

そういう彼の顔はセリフとは合わない笑顔だった。

「いいか！俺様から離れるんじゃねえぞ？！」

おや、みかさんに言いたいことがあるそうですよ？
「リクエストありがとうな！
こういうの、意外と緊張するもんなんだな！
これからは黙って俺様に守られてろ！！」