看病 【錆兎】*.リクエスト ページ14
『ああぁ、稽古疲れたああああ!!』
最近稽古が忙しい上に錆兎に全く会えてないので辛い。時間が合わないのだ。
『錆兎に会いたいよおおおおおお...
よし、会いいっちゃお。』
現在時刻は夜の7時。
こんな微妙な時間に行ったら迷惑がられるだろうか。
いや、行くと決まったら早く支度をして会いに行こう!
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支度を終え錆兎の家を訪ねる。
『錆兎〜!会いに来ちゃっ......っえ』
扉を開けると、そこには玄関前で倒れている...錆兎。息が苦しそう..。
「ッ...Aか...。ちょっと昨日から体調が優れなくてな...」
そう苦しそうにいう錆兎は寝ているのか起きているのか分からないくらいだった。
『大丈夫...?とりあえず、お布団まで...
行けなさそうだよね。よし、運ぶ(』
「ッッ...いや、Aには...さすがに無理だろ...。」
『お布団すぐそこでしょ?大丈夫!』
そういってなんとか錆兎を運び終えた。
布団に入って、頭に水で濡らしたタオルを乗せたら大分楽になったようで...
「A、ごめんな。せっかく久しぶりに会えたのに...
看病なんかさせてしまって...」
『ううん!会えただけでも嬉しいし、それに...早く元気になって欲しいし!』
私はなにか忘れてる気が...。
あっっ!!
『ご飯...。
なにか喉通りそう...??』
「お粥くらいなら...」
『よし!作ってくる!!』
______________
なんとかお粥ができた...。
錆兎の口に合うかな?
恥ずかしながら、錆兎に料理振る舞うの初めてで...
『錆兎〜、できたけど、食べれそう...??』
「ああ、Aありがとう
残念ながら熱で身体が苦しいんだ。して食べさせてくれないか?」
にやにやしながらそういう錆兎。絶対自分で食べれるでしょ!?
でも...体調が悪いのは本当だから...。
『あ、あーん...。』
パクッ
「ッ!美味しいな。 こんな料理上手かったのかA。
結婚してから料理楽しみだな」
そういってフッと微笑むあなたが綺麗で、、
その感情もつかの間、言葉の意味を理解した瞬間再び顔が赤くなっていく。
それは錆兎も同じで
「ッッ〜! 今のなし、今のなしだ!」
珍しくてんぱる錆兎、今日は色々な錆兎が見れるなぁ、
と微笑んでいると
「おい、
風邪が治ったら覚えておけよ...?」
おや、りんごさんに言いたいことがあるそうですよ。
「リクエストありがとう。
お前、どうなるかわかってるだろうな...?」
リクエストありがとうございます!
おあずけ【煉獄杏寿郎】*.リクエスト→←たまにはゆっくり【悲鳴嶼行冥】*.リクエスト
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Nami - 錆兎の話面白かったです! (2023年4月19日 11時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
♡かりりん♡ - 2に投票です! (2022年7月2日 11時) (レス) @page31 id: 52167b167f (このIDを非表示/違反報告)
ねみぃ - 2に投票します! (2020年7月27日 14時) (レス) id: 1946505169 (このIDを非表示/違反報告)
あやりん - うちも、累と同じく。。。家族を作ってるよ! (2020年7月18日 11時) (レス) id: 5191a250c9 (このIDを非表示/違反報告)
ボロロ@シマリス** - 無一郎で嫉妬お願いします! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 22f771acd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃ | 作成日時:2019年7月29日 18時