影山のもう1人の姉は鬼マネージャー2

幸せ ページ43

5年後

「パパ！ママ！早く！」
蛍「もうちょっと待ってね。」
A「やばい！鍵ないんだけど！」
蛍「え、うそ。」
「僕、さがすよ！」

私たちは3人で家の鍵を探す。

「あった！」
A「ありがとう！」
蛍「じゃあ出ますか。」
A「うん！」


「れっつごー！」



蛍「ちゃんとシートベルトした？」
A「オッケーです！」
「僕もオッケーだよ！」
蛍「じゃあ出発しまーす。」



今日は私も蛍も休日だったから遊園地に来た。




A「でっか！」
蛍「いいとこでしょ？w」
A「超いいとこ」
「パパ！ママ！あれ乗ろうよ！！」

手招きをして私たちを呼ぶ。

蛍「今行くよ。」









そして午後までしっかり遊び尽くした。


疲れ切って、寝てしまった息子を蛍が車まで抱っこして運ぶ。


A「久しぶりにこんなはしゃいだかも。」
蛍「楽しかったならよかった。」
A「いい思い出になった。」
蛍「僕も。」


起こさないようにチャイルドシートに乗せて、
私は助手席に乗った。



「ｽｰｽｰ」
A「ふふっ」
蛍「どうしたの？」

寝息を立ててぐっすり眠ってる姿を見てつい笑ってしまう。

A「蛍みたいな寝顔してるからさw」
蛍「似てる？」
A「めっちゃ似てるw」
蛍「Aの寝顔にも似てるよ。」
A「そ〜かな。」
蛍「高２くらいの寝顔のとき。」
A「え。」
蛍「写真あるよ。」
A「隠し撮りしてたの？w」
蛍「うん。」
A「消せよ？w」
蛍「やだw」


私は、この会話をしただけで、心の中が幸せいっぱいになる。

A「蛍。」
蛍「何？」
A「私を好きになってくれてありがとう。」
蛍「いきなり何w」
A「なんかそんな感じだった。」
蛍「どういうことw」
A「大好きだよってこと。」
蛍「僕も。」





〜帰宅後、PM 23:00〜

「ん〜…」
A「寝たよ。」
蛍「じゃあ飲む？」
A「飲む。」

私たちは2人でお酒を飲むことにした。

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