影山のもう1人の姉は鬼マネージャー2

1年後　春高。 ページ33

A「ごめん！待った？」
縁「5分遅刻な。」
A「飛行機遅延しちゃって…。」

今日は力と春高の試合を見に来た。
でも、今日これ見たら20時には空港行かなきゃいけないし。
私も試合一週間後だし…。
なんで？一試合しか見れないの？

A「久しぶりだね、会うの。」
縁「1年ぶりくらいだね。」
A「変わってないねw」
縁「Aもね。じゃあそろそろ始まるから行こっか。」

「ねぇ、あれ影山選手じゃない？」
「そうだよね！サインもらおうかなぁ！」

縁「有名人だね。」
A「一応活躍してるんで。」
縁「こないだテレビで特集もやってたでしょ？」
A「うん。なんか取材きたよ。」


会場がざわめく中、気にせず私は烏野の応援席に行った。







コートに立っている後輩たち。


その背中は1年前より大きくなっていた。


てか蛍ムカつく！またでかくなってんじゃん！なんなの！
私も2cmは伸びたけど…









試合を見てるとわかる。

日向も飛雄も蛍も山口も。

成長してる。動きがはやくなってる。









結果は井闥山に敗れて全国3位という形で終わった。

でもでも、全国3位ってすごくね！？すご！

山「ありがとうございました！」
「「「ありがとうございました！」」」

私は盛大な拍手を送る。


その時、蛍と目があった。


私は親指をぐっと立てて笑った。



A「やっほ。」
日「先輩！ちわっす。」
蛍「どうも。」
A「全国3位おめでとう。成長してて軽く感動したよ。」
縁「さすがとしか言いようがないな。」
山「あざっす！」
影「あざっす。」


私たちはみんなと少し会話をしてから体育館を出た。


縁「じゃあまたね。」
A「またね。」

私は力に別れを告げて、空港に向かった。

ゆっくりしてる時間もないし…


蛍にだけメールを送って私はバスに乗った。


Aお疲れ様。全国3位おめでとう。蛍のブロック、最高だった。

♪♪♪

すぐ着信音がなる。

蛍ありがとう。もう空港着いた?

Aうん。ついたよ。全然話せなくてごめんね。

蛍いえ。Aの試合、楽しみにしてる。

A見とけ?w スーパーレシーブするから!








そんなこんなであっという間に時間は過ぎ、20時になった。


蛍にもう一度、お疲れ様とメールを送り、


私は、大きなキャリーバッグを持って搭乗口に向かっていった。

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