第36夜＿Necklace ページ38
A「ん〜…どうしよ」
デビットからもらった綺麗なネックレスを手に教団内に戻った。
ネックレスは繊細な加工が施され、光にかざすと輝くほど美しい。
A「好きな人の形見なんて…貰っていいのかなぁ」
悩みながらも皆がいるであろう食堂へと進む。
リナリー「あっA、見つけた！」
食堂がある方向の角からリナリーが姿を現した。
A「リナリー、どうしたの？」
リナリー「なかなか戻ってこないから心配したんだよ？」
A「ごめんごめん」
リナリー「見つかったんならいいや。…あれ、そのネックレスどうしたの？」
あたしの手に握られたネックレスを見つけたらしく、問いかけてきた。
A「貰ったの」
リナリー「誰から？」
A「さっき話した、アメリカで会った人から。会いに来てくれたんだ」
手短にデビットのことをそう告げるとリナリーは目を輝かせた。
リナリー「すっごく素敵！ねぇ、それつけないの？」
A「それがこれ、その人の好きな人の形見なんだって。あたしがつけていいのかなーって…迷ってて」
リナリー「ふーん？…ちょっと見せて？」
あたしはリナリーにネックレスを手渡す。
綺麗だねーとネックレスを眺めたかと思うと、リナリーはあたしの首へと手を回してきた。
A「えっちょ…リナｒ＿＿」
＿＿＿ｶﾁｯ
軽快な金属音を立てて、ネックレスはあたしの首につけられた。
リナリー「うん、似合う似合う！可愛いよ！！」
A「で、でもこれ…形見なんだし…」
リナリー「何言ってんの？その人がAに、ってくれたんでしょ。それってAにつけててほしいってことじゃない」
それに、とリナリーは続ける。
リナリー「そんなに綺麗で素敵なネックレス、つけないともったいないよ！！ねっ？」
にこっと微笑みかけてくれた。
A「そう…だよね。うん、ありがとう、リナリー」
リナリー「いーのいーの！ほら、食堂で皆待ってるよ！！行こう？」
A「うん！お腹空いた―！」
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匿名 - リナリー最強(笑) (2015年8月23日 8時) (
レス) id: 08e524d61e (このIDを非表示/違反報告)
白悪魔 - 梨々愛さん面白いです♪ 私もＤグレで小説かいてます！作者名は白悪魔です！よかったら、見てください＆コメくれると嬉しいです(≧ω≦) (2014年7月30日 22時) (携帯から) (レス) id: 550ba467b4 (このIDを非表示/違反報告)
梨々愛＠もなか(プロフ) - 零姫♪カノ厨さん» すいません!!オチアンケートは締め切らせていただきました。ちなみにこの小説は第４弾まで進ませていただきましたので、よければそちらも読んでいただけると幸いです。 (2014年7月12日 10時) (レス) id: e8388f7664 (このIDを非表示/違反報告)
零姫♪カノ厨 - あの！はじめまして!! 今更遅いかもしれませんがカノがいいです！！ (2014年7月12日 6時) (レス) id: 6352acbe0b (このIDを非表示/違反報告)
梨々愛＠メカクシ団入団希望(プロフ) - 高美緑さん» 分かりました！ (2014年4月9日 20時) (レス) id: e8388f7664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨々愛 | 作成日時：2014年3月26日 17時
