第29夜＿Untruth ページ31
＿＿＿ボフッ
A「ぐふっ……」
どこからともなく飛んできた枕はあたしのみぞおちにクリーンヒットした。
おはようございます。今の衝撃で目が覚めました。
A「ちょっと待て、枕がぶつかった衝撃で起きるってどゆこと」
布団から起きて上半身を起こして辺りを見渡すと、そこは戦場だった。
ラビ「コムイのせいでAに枕が当たったさ！」
アレン「あなたはそれでも室長ですか！！」
リナリー「兄さん…ちょっと反省してきて」
戦場っていうか…コムイさんが一方的に攻められてるって感じ。
A「ストップ！まずリナリー、イノセンスしまおうか。このままじゃ宿が壊れるから」
コムイ「おぉ！Aちゃんはボクの味方かい？！」
A「味方も何も、この状況を説明してもらわないと…ね」
こっちはついさっきまで夢の中だったんだぞ。
アレン「一週間の休暇ってあれ、嘘だったんですよ！」
……嘘？
ラビ「元帥捜索の任務がなくなったのはホントだけど、休暇ってのはコムイがただ単に仕事したくないからって理由で吐いた嘘だったんさ！」
リナリー「今、リーバー班長からゴーレムで無線が来たの。早く帰って来いって。それで兄さんの嘘が発覚したのよ。」
…これは完璧に
A「コムイさんが悪い」
コムイ「ええぇっ？！そ、そんなぁ！」
A「そんなぁ、じゃない！そうと分かったんならさっさと準備して帰る！いつアクマが襲ってくるか分かんないんだから！！」
帰ったら兄ちゃんに頼んでコムイさんをしばいてもらおう。そうだ、それがいい。
リナリー「Aの言う通りね。準備してここを出ましょう」
＿＿＿in汽車
A「はぁ…コムイさんを信用したのが間違いだった」
アレン・ラビ・リナリー「同感」
コムイ「まぁまぁ！皆そんなに責めないでｙ＿＿ゴメン」
リナリーがイノセンス発動しようとしたのは見なかったことにしよう。
アレン「昨夜は大丈夫でしたか？」
隣に座ったアレンが皆に聞こえないように耳打ちしてきた。
昨夜…確か泣いてたの見られたんだよね。今思うと恥ずかしい…。
A「うん、慰めてくれてありがと。あと…この事は誰にも言わないで？」
アレン「分かってます」
アレンはにこっと笑った。
ラビ「あーっ！アレンとAが内緒話してるさーっ！」
こんな感じで、教団メンバーは今日も平和です。笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名 - リナリー最強(笑) (2015年8月23日 8時) (
レス) id: 08e524d61e (このIDを非表示/違反報告)
白悪魔 - 梨々愛さん面白いです♪ 私もＤグレで小説かいてます！作者名は白悪魔です！よかったら、見てください＆コメくれると嬉しいです(≧ω≦) (2014年7月30日 22時) (携帯から) (レス) id: 550ba467b4 (このIDを非表示/違反報告)
梨々愛＠もなか(プロフ) - 零姫♪カノ厨さん» すいません!!オチアンケートは締め切らせていただきました。ちなみにこの小説は第４弾まで進ませていただきましたので、よければそちらも読んでいただけると幸いです。 (2014年7月12日 10時) (レス) id: e8388f7664 (このIDを非表示/違反報告)
零姫♪カノ厨 - あの！はじめまして!! 今更遅いかもしれませんがカノがいいです！！ (2014年7月12日 6時) (レス) id: 6352acbe0b (このIDを非表示/違反報告)
梨々愛＠メカクシ団入団希望(プロフ) - 高美緑さん» 分かりました！ (2014年4月9日 20時) (レス) id: e8388f7664 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梨々愛 | 作成日時：2014年3月26日 17時
