第22夜＿Vacation ページ24
＿＿＿ガタンゴトン…
汽車独特の揺れに身をゆだねながらぼうっと窓の外を眺める。
A(大元帥も随分と急だなぁ…)
次々に流れていく景色を見て、ふとそんなことを思った。
数時間前、兄ちゃんに呼ばれてコムイさんの所に行くとそこには旅支度をしたコムイさんの姿があった。
聞いてみると大元帥からの任務ということで、元帥たちを本部に連れてきてほしいとのこと。
あたし達はクロス部隊だそう。メンバーはあたし、アレン、ラビ、リナリー、コムイさんの5人。
ユウはティエドール部隊についているそうだ。
そして今、汽車で師匠がいるであろう地域に向かっている。
リナリー「＿＿！＿＿！Aっ！」
A「へっ？あ、ゴメン。ぼーっとしてた…何？」
考え事をしててリナリーが呼んでたのに気付かなかった…。
ラビ「元帥探索の任務、中止だってー」
……What?
アレン「大元帥の都合で、無くなったそうですよ」
A「な、なにそれ…」
バッとコムイさんの方に視線を向ける。
A「どういうこと？！」
コムイ「いや、さっき無線で伝えられてボクもなんだかさっぱり…」
え…じゃ、じゃあ何それ…せっかく汽車で2時間近く移動してきたのに…っ
A「せっかくここまで来たのにこのまま帰るわけ？！」
嘘でしょー…
コムイ「ううん、一週間の休暇貰ったから！思う存分遊んでくよ！」
全員-コムイ「は？」
一週間の休暇…？！
リナリー「に、兄さん…それホント？」
全員がコムイさんに向かって疑いの眼差しを向ける。それだけ信用されてないってことだな…。
コムイ「やだなー、リナリー！嘘じゃないよー！」
アレン「信じていいんですね？」
あら、アレン君まで。
コムイ「アレン君まで？！大丈夫、ホントホント！」
そこまでいうなら…っ
A「じゃーあ、思いっきり楽しみますか！」
ラビ「そうさね！休暇なんて滅多にないんさ！楽しもーさ！！」
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匿名 - リナリー最強(笑) (2015年8月23日 8時) (
レス) id: 08e524d61e (このIDを非表示/違反報告)
白悪魔 - 梨々愛さん面白いです♪ 私もＤグレで小説かいてます！作者名は白悪魔です！よかったら、見てください＆コメくれると嬉しいです(≧ω≦) (2014年7月30日 22時) (携帯から) (レス) id: 550ba467b4 (このIDを非表示/違反報告)
梨々愛＠もなか(プロフ) - 零姫♪カノ厨さん» すいません!!オチアンケートは締め切らせていただきました。ちなみにこの小説は第４弾まで進ませていただきましたので、よければそちらも読んでいただけると幸いです。 (2014年7月12日 10時) (レス) id: e8388f7664 (このIDを非表示/違反報告)
零姫♪カノ厨 - あの！はじめまして!! 今更遅いかもしれませんがカノがいいです！！ (2014年7月12日 6時) (レス) id: 6352acbe0b (このIDを非表示/違反報告)
梨々愛＠メカクシ団入団希望(プロフ) - 高美緑さん» 分かりました！ (2014年4月9日 20時) (レス) id: e8388f7664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨々愛 | 作成日時：2014年3月26日 17時
