誰にも言えない私の秘密

秘密28 ページ30

今日は、窓を開けて、景色を見ていた


静かな空間に鳥の声が増える


微かに隣からの声が漏れているだけで、楽しいともとれる


ピピッ



貴「どうしたの？」



ピピピッ


小鳥が飛び立つ


遠くから声が少しずつ大きくなりながら聞こえる



あ「しょーーーーーやぁぁぁぁぁぁぁぁあああああんん！！！！！！！！」



あちゃみさんのようだ



し「どしたの？」


あ「しょうっやんっ......ほら、これ、飲んで？」



今回は、丁度扉が開いていて、真ん前で話しているものだから、分かる


こっちに気付いているのかな



し「えっ?!薬?!」


あ「そう！！！ほらほら！！はやくーー！！」



急かされながらも飲むしょうさんは、飲み終わると、一息つき、
カラッとパリパリしたものがはがれるような音とともに
綺麗な肌が見えた



し「何処で取ったん？」


あ「んー...いつも見てたw朝露、久しぶりに降ったし、見て、凍らせてみたw」


し「そんなんできるんやなぁ...ちゃみんの優しいとこ好きやわ」


あ「っへ?!////」


し「ん？」



しょうさん女子に不意打ちはダメですね...



し「っ///////」


あ「あたしも好き...」


し「お、れも...」



両者頬を染め、見つめ合う



し「ちゃみんの、薬って.....キス....だよね」


あ「うん...」


し「していい？」


あ「...うん」



軽いリップ音を鳴らし、口付けを交わす



あ「っ！！足がっ！！」



透明だった足が、元の存在を取り戻している


また幸せが増えた


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿あと6人

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