>招待68 ページ26
攻撃は跳ね返される、何なら大丈夫なのだろうとない頭を捻って影山と日向は頭を抱えた
と、いっても先輩は残念ながら戦闘中でこちらを気にかけるほど余裕はないはずだ
そうなるとこの二人が考えることはただ一つ
「力でぶつけるしかないだろ」
流石単細胞、と何処かの長身がぷっと笑った
「どうとでも言え！」
地獄耳な日向は叫ぶ
やるぞ、と隣の影山と目を合わせ、正面の結界を見る
日向が手を合わせてその手を地面につけると、光の槍が出来、
目を瞑りその槍を握って魔力を纏わせた影山は
目を開けると同時に付近を闇と変えた
闇の属性は暗い場所だと更に力を出す
光が弱点であるが、この2人は例外だ。互いに高め合う、そんな力を持っていた
光の槍は闇に反応し、強い光を発した。負けないとでも言うように
強くなった光に闇も負けないよう力を加え、
遂には混ざり、一つの合成された槍となった
それにぐっと力を込めて影山は結界へと投げつける
ガラスを割ったような大きな鋭い音を響かせ、
Aを守っていた結界は力をなくした
結界から出しても尚Aは目を瞑ったままだ
とりあえず自分たちの近くでAを守れるようにと2人で自陣へと連れ戻す
その時、炎雷と夜露が目の前の対峙していた生徒を薙ぎ払いAの下へと高速で向かった
「ん...」
「！A！起きたのか！」
「？！翔陽？飛雄？どうして？？」
「助けに来たんだ！」
ｰｰｰ
Aside
そう言ってまだ他に味方は居る、と2人が伸ばした腕の先をみる
そこには2、3年の先輩方に加えて、同級生の一年生のみんながいた
__強い魔力が物凄い速さで接近しているのを察知した
「2人とも避けて！！」
自分を含める3人を守るように強力な結界を張る
同時にバリンッと結界が割れた
だが結界があったおかげで威力は抑えられたようで、
こちらに被害はなかった
「おいおい、俺らのA奪うなよ」
夜露の腕が僕に伸びる
「触らないで」
創造したライオンが夜露の腕に噛みつく
それはいとも容易く消されてしまったが、時間稼ぎにはなった
「そう簡単に俺らが逃すと思うな」
バッと私の額に手が近づけさせられ、意識が奪われそうになる
翔陽と飛雄はというと炎雷と交戦中でこちらに加勢出来なさそうだ
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狐火＠リリ(プロフ) - Lilyさん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。ありがとうございます！そう言って頂けると頑張る気力になります！見飽きないよう最善を尽くしますので完結まで温かい目で見守って頂けると幸いです！ (2019年6月10日 2時) (
レス) id: 44e13320cd (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 続きが気になります！更新する時間が少ないにも関わらず止まらないとは凄いと思います！ご自分のペースで更新してください！楽しみに待ってます(*^^*) (2019年5月11日 20時) (レス) id: 3d5bc7771c (このIDを非表示/違反報告)
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