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及川side
校長から夜見が模擬戦中暴走した、と聞いたときは驚いた
授業中だったけど、他の生徒会メンバーを直ぐに呼んで闘技場に飛ぶ
目の前のAくんは必死に水晶に入った生徒を助けようとしているのに、
何処か遠くでそれを止めようとする彼女の魔力が見えた
他の生徒が必死に声を掛けたり助けようとしているが、どうも効果がないらしい
混乱しているAくんには何も声が聞こえていないようだった
すると、もう一人、水晶に閉じ込められた
それを見てAくん自身驚いているようだった
でもあの水晶は長身の生徒を閉じ込めたものと何ら変わりのない水晶、
彼女が作ったもので間違いないだろう
「消えない消えない消えない...!!!!」
魔力が暴走しかけているのがわかった
今までのは暴走ではない、だって自我があるから
だが、今はその一歩手前、消えかけだ
このままではここらが消えてしまうかもしれない
彼女の力はそれができる
「落ち着きなよ、Aくん」
即効性のある花を作り出し、彼女の周りに咲かせる
徐々に効くのはあるがそれでは間に合わない、混合させる応用技だ
すぐにAくんは糸が切れたかのように倒れこむのを直ぐに支え、
近くにいた飛雄ちゃんに預ける
「ここから一仕事だよ、みんな」
やっと揃ったメンバーに声をかけて、
強化魔力を絶たれた水晶を全力で壊す
流石は高魔力なAくんの魔法だ学校で上位の5人の力を合わせても一向に壊れそうにない
初めから入っていた方の子はもう酸素が底をつきそうで暴れている
もう一人はまだいけそうだ
「....誰か精神魔法掛けれる人いる？」
「...行けるが、何に使うんだ？」
この方法は使いたくないが、これしか今はできない
「ウシワカ、Aくん操作して消させて」
「「？！」」
想像通りだが、驚きの顔で俺の顔を見るみんな
俺だってしたくないが、彼女を起こして解かせようとしたところで
また同じようになるだけだろう
それなら精神操作してした方が行けると思ったからだ
「...及川が言うなら、それしか道はなかったんだろう」
「ごめん」
ウシワカがAくんに近づき、頭に手を当てる
「っ...!!!」
寝ていたAくんがぱちっと光のない目で起き上がった
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狐火＠リリ(プロフ) - Lilyさん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。ありがとうございます！そう言って頂けると頑張る気力になります！見飽きないよう最善を尽くしますので完結まで温かい目で見守って頂けると幸いです！ (2019年6月10日 2時) (
レス) id: 44e13320cd (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 続きが気になります！更新する時間が少ないにも関わらず止まらないとは凄いと思います！ご自分のペースで更新してください！楽しみに待ってます(*^^*) (2019年5月11日 20時) (レス) id: 3d5bc7771c (このIDを非表示/違反報告)
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