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>招待6 ページ8

明るい光で目が覚めた


ふと疑問に思ったのはここは自分の家だということ


短い間だったけど、私は違う世界にいたはず


...疲れてたのかなぁ


そう言ってまた布団に倒れようと思った



「あの...」



でも、この声に現実へと引き戻された



「失礼してます。昨日、魔法界に来ておられましたよね?」


「え?」


「魔力がすごい女の子が来たと噂になってますよ」



誰ですかね、私知らないです



「大丈夫です、良い人ばかりの高校です
 転入してみませんか」


「いや、私にはもう通っている高校ありますし
 それに親はあの手紙見えてないですし」


「確かに夜見さんのご両親の方には魔力を感じません...
 では、僕が話しましょう」



そう言って武田先生はすっと立ち上がり、私の部屋を出て行った


私はその後ろを静かについていく


トントントンと3度リビングの扉をノックすると、武田先生は入って行く
突然、家に上げた記憶の無い人が入ってきて、親の目は見開かれていた



「失礼しております
 ヴァリール高校の魔法文学の講師をしております、武田一鉄と申します」



軽く頭を下げ、その自然な挨拶に親はどうぞ...と武田先生同様軽く頭を下げ、
たまたま座っていた反対側の席に座るよう促した



「簡潔に申し上げますと、夜見家の娘さんは、魔導士で御座います
 この世界では公にはされていませんが、人間界と魔法界がありまして、
 ごく稀に此方の人間界にAさんのような魔導士が産み落とされることがあるのです」


「人間界ではよく巡回で魔導士を探しているんです
 Aさんは魔力が多い為、
 普通人間界では展開できない魔法を展開してしまう可能性があります」



そう一通り話してから、一度息を吐く


それを見計らって父さんは口を開いた



「...つい最近、娘がヴァリール高校から招待が来たと言っていました
 信じられない話ですが、そのヴァリール高校は魔法を教える魔法学校と言うことですね?」


「はい、ヴァリール高校は魔法学校です」


「...先程の話から行くと、娘を、其方の学校に引き渡したいと?」


「はい、Aさんの魔力は此方の魔導士をも超える魔力の持ち主です
 それ故暴走するかは定かではありませんが、いつ暴走してもおかしくありません
 人間界では魔法の使用はできない世界の仕組みになっていまして...」



ですが、と武田先生は言葉を繋いだ

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狐火@リリ(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます...!!好きと言っていただけてとても嬉しいです!!頑張ってる甲斐がありますね(?)はい!頑張らせていただきます! (2018年9月10日 10時) (レス) id: 41b0d1e44a (このIDを非表示/違反報告)
- もうこういうの本当に好きですッ……!応援してます!これからも頑張ってください! (2018年9月10日 9時) (レス) id: bffa599f6a (このIDを非表示/違反報告)
狐火@リリ(プロフ) - 雫さん» 面白いと言って頂きありがとうございます!はい!更新頑張りますね! (2018年8月29日 7時) (レス) id: e8b465b928 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - おもしろいです 続き楽しみにしてまーす (2018年8月29日 2時) (レス) id: c5e3b2c259 (このIDを非表示/違反報告)
狐火@リリ(プロフ) - レイさん» ありがとうございます!自分でも続けられるよう頑張りますね! (2018年8月9日 23時) (レス) id: e8b465b928 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐火@リリ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月13日 21時

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