魔法学校に招待された件について

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今日の過程は終わり、晩御飯の時間


偶然岩泉先輩といる及川先輩を発見し、近づく



「及川先輩...あの、人間界にって来たことあります？」


「うん、あるよ」


「もしかして、『ふんぬふ〜ん』って歌ったりしました？」


「ブッ。おいクソ川もしかして人間界で披露したわけじゃないよな」



及川先輩と一緒にいた岩泉先輩が笑う



「...歌った...かも...」


「僕人間界にいた時、街中でそれ歌ってる人が凄く及川先輩に似ていて...
　ちょっと質問したかっただけです」


「アハハッ！！クソ川こんな近くに聞いてた奴がいたなんてな！！あとの二人にも教えてくるわ」



岩泉先輩は及川先輩を指さしながら盛大に笑う
そのせいで呼ぶはずの花巻先輩と松川先輩が此方を見つけ近付いてきた



「えっ！！岩ちゃん⁉Aちゃん！なんで覚えてるのさ！」


「...無駄にイケメンだったので、印象的だったんです
　謎の鼻歌だったって言うのも相まって」



僕のその発言でいまいち岩泉先輩が爆笑していた意味が
分かっていなかった色気コンビも理解して、及川先輩を見ながら笑った



「...褒められてるのか貶されてるのか...」


「安心しろ鼻歌川」


「えっ誰それ」


「「いやこの流れじゃお前だよ鼻歌川」」



及川先輩以外の珍しく僕含め4人の声がハマった



「いつの間に仲良くなったの！！！！」



喚いている及川先輩を横目に、今日の晩御飯は何だろうと食堂に目を向ける
赤く、小さな具材が入ったスープ


それは僕の世界では一度として食べたことがなかった
むしろ僕が何故か作れなかった



「あ、この匂い、今日はトマトスープかな」



"トマトスープ"それは何処か、懐かしい感じがした


食堂の人によそってもらい、他のおかずなどももらう
席に座り、何より先にスープを飲んだ


何処か違うような気がしたが、美味しく、これは初めて飲んだ感じはしなかった


何故かこれは僕が好きな食べ物だとそう思った

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