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>招待24 ページ26

「A、今廊下で多分菅原が待ってるはずだ
 すまないが、出来るだけ魔法を制御できるようになるまで
 一人にならないでくれ」



今日は一応初日だから起きている間でも見張りをしてもらおうということらしい
そんな過保護にならなくても...と僕が言うと、
魔法がまだ使えない状態だったら特に注意が必要と返された


鳥養校長が退室し、廊下から菅原先輩が入ってきた



「A−?」


「あ!菅原先輩。先程ぶりです?」


「ははっそうだね」



あ、結局自分の属性?聞けなかったなぁ
今度、聞いてみるかと少し考えていると、
及川先輩から声が掛かった



「ねぇねぇAくん、ちょっとここで魔法の練習してみる?」


「え?」



思わず聞き返してしまった


ここはあの練習した闘技場でもないのに
僕の部屋で?


その僕の心を察したのか及川先輩は笑って言葉を発した



「ちょっと校長からこれ預かっててね?」



これ、と言って差し出されたのは目立つ金色のバングル
ワンポイントとして赤色の宝石が中央に埋め込まれている以外では
目立つ装飾はないシンプルなデザインの物だった



「とりあえず付けといてね
 これはね魔力を少しだけど抑えるもので、でも取り外し可能だからいつでも外せる
 っていってもあんまり外さない方がいいかも」



すっと腕に通すと、勝手に手首に装着された
僕が試しに取ろうとする動作をすれば、くっ付いていた感触はなくなり、
簡単に取り外すことができた


これを付けていた方が、あのとき僕を見つけた武田先生のように
魔力感知をすることができる人に見つかりにくくなる、そういうことなのだろう


間違ってたら恥ずかしいけど



「試しに軽く結界貼っとくね」



僕を試したときのように少し何かを唱え、
菅原先輩を始める僕たち3人を淡い緑の結界が囲んだ



「普通は唱えないことは前言ったよね?
 唱えるときは、強力なものを使うときなんだよ」



及川先輩を見ながら、菅原先輩は説明してくれた
菅原先輩は説明が得意な先輩なのかな、と勝手に想像してしまう



「やってみようか!俺説明苦手だから菅原君、教えてあげてくれない?」


「りょーかい」



菅原先輩は軽く返答をすると、僕の近くに来た
相変わらず失礼ながら僕はベットの上だ



「うーん...あの魔法とあのあと校長に言われたのを考えると
 光魔法かな?って思ったけど、光の属性は適合しなかったからなぁ...」



僕に説明するような感じで菅原先輩は考え始めた

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狐火@リリ(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます...!!好きと言っていただけてとても嬉しいです!!頑張ってる甲斐がありますね(?)はい!頑張らせていただきます! (2018年9月10日 10時) (レス) id: 41b0d1e44a (このIDを非表示/違反報告)
- もうこういうの本当に好きですッ……!応援してます!これからも頑張ってください! (2018年9月10日 9時) (レス) id: bffa599f6a (このIDを非表示/違反報告)
狐火@リリ(プロフ) - 雫さん» 面白いと言って頂きありがとうございます!はい!更新頑張りますね! (2018年8月29日 7時) (レス) id: e8b465b928 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - おもしろいです 続き楽しみにしてまーす (2018年8月29日 2時) (レス) id: c5e3b2c259 (このIDを非表示/違反報告)
狐火@リリ(プロフ) - レイさん» ありがとうございます!自分でも続けられるよう頑張りますね! (2018年8月9日 23時) (レス) id: e8b465b928 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐火@リリ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月13日 21時

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