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取引先につくとあちらの女性社員の方が会議室まで案内してくれた
永瀬の顔をチラチラとみる瞳のなかにはハートが浮かんでるようにみえる
向こうの担当の方がみえるまで
パソコンや書類をだして打ち合わせの準備をしながら
『さっきの子、めっちゃ永瀬の事みてたね』
ちょっと冷やかしてやろうと揶揄うも
永「そうすっか?まぁ、この顔なんでみてまうでしょ!!」
と、シレッと言いやがる・・・可愛いないな
とか思っていると、あちらの担当の方がやってきて挨拶を交わした
今回からプロジェクトに入ったという新人くんと名刺交換をする
神宮寺・・・『ゆうた』
思わず口をついて出てしまったその名前
別に珍しくもなんともないその名前
目の前のその人は一瞬ビックリしたようにキョトンと目をまるくした
それから、爽やかな笑顔を浮かべて
「はい」
そう返事をしてくれた
『あっ、すみません。失礼しまたした。し、知り合いと同じ名前だったので・・・』
動揺しまくり
神「ああ、まぁよくある名前ですよね」
神宮寺さんは爽やかな笑顔でサラりと受け流してくれたというのに
永「ほんま、ないっすわー」
打ち合わせ終わりの帰り道
開口一番に永瀬が口を開いた
『なにがよ?!』
永「・・・ゆうた♡」
『は?そんな言い方してない!!』
永「いや、してましたって。」
『してない!!!』
永「ゆうたっ」
瞳をパチパチってさせて、胸に手をあてて
これでもかって揶揄ってくる後輩に本気で腹を立ててしまいそうだ
『気持ちわる!!!』
永「いや、そこは『可愛い』でしょ!」
『てか、もうほんまやめて・・・恥ずかしから』
ニヤニヤ笑う意地悪な後輩
こういう時永瀬は遠慮なくいじってくる
永「ラブラブっすねー!もう、1年くらいなりますよね?」
そうだね・・・あれから1年たった
永瀬が酔いつぶれた私を彼に押し付けて帰ったあの日。はじまりはなんていうか・・・まぁ大人なはじまりだったけど、私達はうまくいっていた
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Riri(プロフ) - (-.-)さん» ですね…なおそうと思ってたんですけど、訂正しても更新のお知らせが届くみたいなのでそのままにしてました。今続き書いてますし訂正しておきますね。 (2021年2月17日 18時) (レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
(-.-) - サイドのスペル違ってますよ?saidじゃなく、「side」ですから (2021年2月17日 18時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
Riri(プロフ) - あさひさん» あさひさん!お久しぶりです!モジモジって(笑)可愛いな!!感想めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます!どんな岸くんでも、寧ろボサボサでうっすら髭が生えてるくらいの岸くんが刺さりますw (2020年11月11日 20時) (レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
あさひ(プロフ) - Ririさんご無沙汰しております。久しぶりで感想伝えるのモジモジしてました(笑)やっぱりRiriさんの岸くん好き!不器用でまっすぐで時にオス感出してきて!私も優太バカです!髭があろうと寝癖があろうとどんな岸くんも大好き! (2020年11月11日 17時) (レス) id: 9bb7f58cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Riri | 作成日時:2020年10月27日 8時