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その日から、部活の後教室で平野くんを待つのがあたり前のようになった
平野くんはいっつも、嬉しそうに部活で作ったお菓子を受け取ると、おっきな口をあけてバクっと豪快に食べた
そして、いつもお菓子のお礼と言って買ってきてくれるミルクティー
「好きでしょ」
って、最初に渡された時はビックリした
私がよく飲んでいるの知ってくれてたんだ……
「今日は何？」
『今日はね、ケークサレ』
「何それ？」
『甘くないパウンドケーキみたいな？チーズとベーコンとコーンが入ってます』
そう言って差し出すと
「めっちゃ旨そうやん！」
今日も大きな口あけて、1口で半分以上消えてしまったケークサレ
「うっっま！！」
パンパンにほっぺた膨らませて、目を細てめ笑う
夏の匂いが濃くなってきたからなのか、
なんだか胸がドキドキする
「もーすぐ、テストやなー」
『だね。私達明日から部活休み』
「えーそうなん？」
『うん』
机を挟んだ向こう側、椅子に反対向きに座ってる平野くんが窓の外を見て
寂しいなぁ……って呟いた
そんなにお菓子がないのが寂しいのか
なんて、思っていたら
「なぁ、岸本……俺と付き合ってくれへん？」
私の顔を見て
そう言った
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Riri(プロフ) - あさひさん» あさひさーん！ありがとうございます！コメントめっちゃ嬉しいです。すでに一目惚れですか！！あのフェイスですもんしかたありませんね。 (2019年12月9日 7時) (
レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
あさひ(プロフ) - Ririさん！新作ありがとうございます！わーDK岸くん！！！すでに一目惚れしました！！！またコメ欄荒らすかもです…最初に謝っときます、さっせん！ (2019年12月8日 21時) (レス) id: ab63e884ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Riri | 作成日時：2019年12月8日 12時
