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あれから、仕事でも平野さんのとの絡みが少なくなった事に安堵する
何度か中の様子が見たいと申し出があったけど、それも山中ちゃんにお願いした
一度、ご飯のお誘いもあったけど、その日はたまたま予定があって断る事ができた
とにかく、今会うのは避けたいんだ。あれから、自然と浮かんでくる平野さんの事に気付いては、イヤイヤとかき消す日々だ…
「Aさん、平野さんとなーんかありました？」
付き出しの冷奴に伸ばした箸が止まる
『え？？なんで？？』
「聞きました？瑞希さん？『何で？』って聞き返すのって何かある時ですよねー。大概」
「あーそんな事前にテレビで心理学の人が言ってたよねー」
美味しそうにビールを飲みながら、瑞稀がニヤリと笑う
『いや、何にもないよ？…うん、別に何も』
少し気まずい気持ちで、冷奴をつつく
「ふーん…」
山中ちゃんが私の顔マジマジと見つめてくる
「好きになっちゃいました？」
一瞬、息が止まるかと思った。なんでこの子はこうも鋭いんだろう。あの人と付き合った時もそうだった。別にこの2人になら話してもいいかと思ってて、言い出すタイミングを計ってたら、先に山中ちゃんに聞かれたのだ。
『いや、まだ好きにはなってないと思う…』
ニヤニヤ笑ってる2人の視線が痛い
『てか、好きにならない！そう決めてる！』
『年下なんて元々興味ないし。仕事絡みの人とも、彼女がいる人とも、恋はしない！！』
まるで自分にそう言い聞かせるように言ってみる。
「いやーAの気持ちもわかるけど、彼女云々はタイミングじゃない？」
「そーですよ！実際、私も今の彼と出会った頃お互い別の人と付き合ってましたよ？」
そーは言われても…
『もう、あんな思いはしたくないの。それに…平野さんの遊んでるって噂もあるし。彼の恋愛感についていけない所もある。』
それだけ言うと、山中ちゃんがうーんと眉を顰めた
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Riri(プロフ) - 初子さん» 初子さん！そう言って貰えて嬉しいです。 (2019年8月1日 21時) (
レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
初子(プロフ) - 紫耀くん側の視点も良いですね！素敵です。 (2019年8月1日 16時) (レス) id: 53be1ac94d (このIDを非表示/違反報告)
Riri(プロフ) - 初子さん» またまたコメント頂きありがとうございます。初子さんも永瀬くん！実は永瀬くんが1番妄想捗りますw構想が纏まっまたらまた書くと思いますので、その時はまたよろしくお願いします！ (2019年7月18日 0時) (レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
Riri(プロフ) - ふみなさん» ありがとうございます！永瀬くん、短編の設定が気にいってまして、続きを書きたいなーとかは思ってます。長編もいずれまた纏まったら書きたいと思ってます。 (2019年7月18日 0時) (レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
初子(プロフ) - 終わってしまった！寂しいです。紫耀くん目線も楽しみです！そしてれんくんの作品を読みたいです！ (2019年7月17日 20時) (レス) id: 53be1ac94d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Riri | 作成日時：2019年7月4日 19時
