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昨日はあれからなんだかんだと3人で遅くまで飲んだ
山中ちゃんはキングといつか！！なんていいながら、彼氏さんが迎えに来ると、本当に仲良さそうにしっかり手を繋いで帰って行くのを私は見逃さなかった
ああいうのも見ると、いいなーって思わくもない。
だけど、まだ恋愛する気になれないのは、やはり前の恋愛の傷が完全には癒えてないのだろう
思わず抱きついてしまった時に香ったあの甘くて爽やかな香り…私が好きでプレゼントした香水と同じだ
「ショウ」って呼んだら、ん？って私を見る優しい眼差しが好きだった…
そんな事を思い出してしまったから、久しぶりに夢まで見てしまった…もう、１年も前に終わった事なのに、未練がましくて嫌になる
まぁ…あの人は私にとって特別な存在だったんだしかたない、そう自分に言い聞かせながら身支度をしてると、いつもより少し遅くなってしまった
いつもの道を会社を目指して歩く
今日も朝から暑い
｢Aさん、おはよーございまーす！！｣
後ろから山中ちゃんが小走りでやってくる
元気、だな
『おはよー』
｢今日はちょっと遅めですね｣
『昨日帰ったの遅かったしね』
｢あー昨日はすみません。ちょっと飲みすぎましたね」
軽く頭を下げて、へへっと笑う
『いや、私達は全然大丈夫だったけど？』
『彼氏さんわざわざ迎えに来てくれるなんて、凄く優しいよねー』
｢はい。まぁ優しいんですよね｣
ちょっと照れ臭そうに言う山中ちゃんがなんか可愛い
『惚気けた！キング、キング言ってないで大事にしなよー』
｢いや、Aさん！ソレはソレですよー｣
なんて言うのはいつもの山中ちゃんだけど、さっきの一瞬デレた顔を見ると彼氏さんの事ちゃんと好きなんだろなーってのがわかる
『まぁね、仕事のモチベーションになるよね』
｢はい！やっぱりいい男がいると色々上がりますよね！！｣
そんな事を話してるうちに会社に着いた
オフィスは今日も涼しくて、暑い中歩いて着いたこの瞬間は本当に天国だなーっ思う
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Riri(プロフ) - なおさん» 表現力が乏しくてサラリしか書けません(^◇^;)でも読みやすいと言ってもらえて良かったです。 (2019年6月8日 21時) (
レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 何かすんごく好きなタイプのお話です。サラリとしていて読みやすい (2019年6月5日 22時) (レス) id: ce6d275439 (このIDを非表示/違反報告)
Riri(プロフ) - shokun82さん» ご指摘ありがとうございます。また修正しておきますね。 (2019年5月24日 0時) (レス) id: 0b07168624 (このIDを非表示/違反報告)
shokun82(プロフ) - 意外と言う字を間違えすぎてて (2019年5月23日 23時) (レス) id: e323144fab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Riri | 作成日時：2019年5月5日 22時
