ぺけたんと ページ38
ぺ「よっし、出発!」
「レッツゴー!」
車に乗りこみ、ドライブデート。
どこに行くかは言われていないけれど、それも少し楽しみです。
ぺ「〜♪♪」
「〜♪♪」
車ではいつも私の好きな曲をオーディオから流してくれて、しかも歌ってくれる。
私も歌うけど、やっぱりぺけたんには適わないなぁ。
ぺ「A、歌上手になったね、綺麗な声してるよ」
「そんなことないよ?!でもぺけに言われるの嬉しいな」
ぺ「そう?それくらいなら俺、毎日言ってあげるけど」
信号待ちの時間を使い、にっこり笑って頭をポンポンしてくれる。
よく褒めてくれるのもぺけたんの大好きなところ。
………
ぺ「到着!」
「うわぁ…!」
ショッピングモールで服を見たり、ご飯を食べに行った後。空が暗くなってきた時間に連れてこられた場所。
とっても夕焼けが綺麗に見える高台の場所。
薄く月も出てきていてとても綺麗。
ぺ「いいところでしょ?」
「うん、すっごく綺麗だね…すごく癒される」
ぺ「それなら良かった」
私が喜んでいる様子を見てぺけたんもにっこり笑顔を浮かべる。
ぺ「まぁ、1番綺麗で癒してくれるのはAなんだけどね…」
「うん?なんて??」
ぺ「何でもないよ、ほら、星も見えてきた」
ゆっくりと日が沈んで暗くなる。
それを見つめる私たちを大きな月が照らしてくれた。
ぺ「Aが俺の1番だよ?」
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作者名:リオ | 作成日時:2018年2月7日 0時