57話 ページ20
莉琥side
莉琥 「んーと、5人揃ってるー？」
咲也 「うん！揃ってるよ！」
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春組と莉琥の自己紹介が終わった
莉琥 「……個性強っ！」
咲也 「そうかな？」
莉琥 「いやでもさ、今よりまとまって、一人一人の技術が上がったら、いけるかもしれない。」
莉琥は、それぞれの顔を見た
緊張も不安も抱えた顔
早く教えてくれと言わんばかりの顔
何か想いを秘めている顔
一見余裕があるように見えてある意味1番、想いが強い顔
キラキラとした目とうずうずした顔
莉琥 「…怖くない？」
全員が首を横に振った
あと1回のチャンスしかない中での恐怖は普通は生まれるはず。
憧れた人に振られるのだから。
でも怖くないなら。
莉琥 「よしっ、やるか！」
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咲也side
莉琥くんには、最初から通しで見てもらった
莉琥 「よし、まずは真澄！至とちょっと距離がある。でもその距離感は誰でも気づくわけじゃない距離。だけど、細かいところまで、言うならもう少し近づいて欲しい。」
莉琥 「で、至！お前は＿＿＿」
そこからは全てが早かった
莉琥くんは指示は的確で、細かいところまで見てくれた
まるで、あの時のように。
莉琥 「じゃ、また明後日！……いやぁ俺もいい刺激もらった！これならあとで頑張れる！」
咲也 「これから練習？」
莉琥 「そ！今日の練習は絶対に集まれって言われたから！」
じゃあ、という莉琥くんはバチーンという効果音が着きそうなくらいのウインクをして外に出ていった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
莉琥side
(連絡しとこー)
«終わった！今、そっちに行｜»
Limeを打つ手が途中で止まった
目の前には誰かがいた
「……こんにちは。」
そうか。ここには“この人”がいるのか。
莉琥 「どーも、双子のお姉さん。」
続く (更新停止中)
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作者名：心亜 | 作成日時：2019年3月9日 18時
