23話 春組集合！ ページ25
Noside
双子が、朝早くから練習をしているということは、劇団員の中ではとっくに知られていることで。
ありさ 『どうしてっ！？私の何がいけないのっっ！？どうして……っ……どう…して……』
今日なんか、ありさの悲痛な叫びが寮いっぱいに響き渡り、この叫びが目覚ましになってしまった者もいる
そして極めつけは……
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ……
バンッ！
これだ。
ゆづきと同部屋の至曰く、
『あ〜、学校の荷物、急いで準備してるんだって。俺がオフの日にオールでゲームやってたら、教えてくれた〜。あ、でも遅れるとありさちゃんに怒られるんだって。』
この、階段を駆け上がり、駆け下りる音は2回目のアラームとなり、これで一部の人が起きる
最後には……
ありさ 「ゆづきちゃん！！早くしてよ！今日、テストなんだよ！？早く行って勉強しなきゃいけないのに……！」
ゆづき 「あー、ちょっと待って〜、あと少し〜」
これは寮の日常と化している
一応、満開カンパニーのオトン、左京も朝の騒動に関して注意したものの、注意を一向に聞こうとしない双子に皆、諦めたのだ
これが日常……だったはずだ
ありさ 「なんでいるの？」
綴 「あ〜、俺たちも朝練を……」
シトロン「セリフ、いっぱい欲しいネ！」
至 「次のチャンスで、キメるからね。」
ありさ 「え〜。」
咲也 「お、おねがいします！」
真澄 「ホントは俺とゆづきだけで、いいのに。」
今、日常が非日常へと、変わろうとしていた
春組 「「「「「よろしくおねがいします！」」」」」
ゆづき 「今は時間無いけど、今度ならいいよ。」
ありさ 「ちょっ、ゆづきちゃん！」
ゆづき 「ココは私たちの物じゃないから、占領するつもりはない。朝練も夜練もご自由に自分たちでどうぞ？ただ、私たちの邪魔はしないで。あと……、見においでよ、私たちの舞台。」
ありさ 「また、勝手に……」
ゆづき 「貴方達にも改善する所はいくらでもあるけど、その上も改善しないとね？」
夏が来るのはいつなのか……
春の花は無事、満開に咲くことが出来るのだろうか＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
心亜(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメありがとうございます！亀さん更新で本当に申し訳ないです……。でも必ず更新していきますので、気長に待ってやって下さいm(_ _)mこれからも応援よろしくお願いします！！！ (2018年10月21日 16時) (
レス) id: 75c1e0e37c (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 続きすっごく気になります！応援してます！無理しない程に頑張ってください！！ (2018年10月14日 20時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
心亜(プロフ) - たまごかけごはんさん» ホントにすみません！ご指摘ありがとうございます！これからはもっと気をつけます…！ (2018年7月23日 9時) (レス) id: 75c1e0e37c (このIDを非表示/違反報告)
たまごかけごはん - 薊じゃなくて莇ですよ~ (2018年7月21日 23時) (レス) id: 241c8e52d0 (このIDを非表示/違反報告)
心亜(プロフ) - 黒猫♪♪さん» ありがとうございます！この駄作者、一応バカな学生で更新不定期ですが、頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします！コメントもらえると、とても自信になります！本当にありがとうございます！！！ (2018年7月2日 18時) (レス) id: 31baf408e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：心亜 | 作成日時：2017年11月7日 17時
