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番外編2 ページ16

私は病気持ちだった
偶に病院へ行かなければならない
そんな事を繰り返していくうちに
学校では友達が1人もいなくなってしまった

そんなある日
木陰でひとり黙々とスケッチブックに何かを描いている男の子を見つけた
近くで見てみたい
何してるのかな?
何て考えながらその子の絵を覗いたら

とても面白い絵を描いていたの
私が「面白い絵を描くのね」って言ったら
その子なんて言ったと思う?
「君は僕の絵を怖がらないの?」なんて言うんですもの!!
可笑しな子だなって思った


私「あら____今日は絵は描かないのね」

?「うん…何も思いつかないから…」

私「ふーん…まぁそういう時もあるし…それで?悩み事?」

?「……僕…お父さんとお母さんに芸術的な絵を描かないと家に入れないって言われちゃった…」

私「はぁ!?何それ!?」

?「どうしたらいい?」

意味がわからなかった
そんなの個性じゃない!!
個性を分からない人がいるだなんて!!

私「どうしたらって…ならそれでも描いてれば?それか猫とか…あと人とか!!」

?「空…!!思いついた!!ありがとう____ちゃん!!」

私「はいはいどういたしまして」

それが彼と会った最後の日だった
次の日いつものとこに行っても君はいなくて
寂しくて辛くて悲しくて
次の日も次の日も次の日も次の日も
来たって君はいなくて

気づいた時には私は病院のベッドの上だった

私「あ〜あ〜…もうあの子の絵を見る事はないな…」

サヨナラ
私の一番の友達"ゲルテナ"

end 〜届く事のない声〜

何も聞くな→←番外編



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アテナ - トラック持ち上げられるって静ちゃん並み... (2018年2月15日 16時) (レス) id: bb0da9510f (このIDを非表示/違反報告)
トンガリキング(プロフ) - 面白いでっすヾ(*´∀`*)ノギャグがちゃんとギャグになってて羨ましいです(((更新頑張ってください!w (2015年1月23日 17時) (レス) id: 6dfd4513e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチベラ | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年10月27日 1時

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